ペルソナ4 第22話「It’s just like Heaven」

アトラスも大概鬼畜だと思うが、アニメスタッフも鬼畜だな。

そこで引くか? と思ってしまった今週の終わり方は。

原作知ってても、かなりのダメージ受けた今回。原作知らない人達は大丈夫でしょうかね。

12月3日は、今回のこの展開もそうですが、ここから後の展開のせいもあって、P4プレイヤーの多くがトラウマになってます。

だってさ、特捜隊の中で番長が一番辛いはずなのにさ……あんな選択肢突きつけられるなんてさ。

プレイヤーだって混乱状態のままストーリー進んで、さあ選択しろ! って突きつけられるからね。

出来るか! と思ったよ。

因みに、一度は……落としました、怒りのままに(苦笑)そして、バッドエンドのあまりの後味の悪さにもう二度と見ないと誓った。

そしてまた、色々フラグ立てましたね。陽介コミュ、来るか。来週かな?

まあでも、あの陽介の台詞の前にコミュMAXになってるとかなりキツイんで。あの後の方がいいのか、やっぱり。

ツイッターのTLがまさに阿鼻叫喚でした。うん、分かる。

原作知ってるから、この展開分かってたのに、それでもかなりの大ダメージ受けた。

でもまだ12月3日は終わってないんですよね。ホント、12月3日はP4プレイヤーにとってトラウマだよ。

では、感想いきます。

毎度おなじみベルベッドルームですね。

「苦難に陥った貴方の運命は、果たしてどちらに向かうのでしょうか」とマーガレットさん。

占い、ですか、イゴールさん。

マーガレットさんが捲ったカードがなんだったのかは教えてくれないんですね。

 

11月6日(日)曇り。

BGMがHeavenですね。ゲーム中の菜々子のダンジョンのBGM。

「綺麗、まるで天国みたい」とりせ。

りせのこの「まるで天国みたい」が今回のサブタイの日本語訳かな。ゲーム中でもりせが言ってたな、この台詞。

「お母さんどこ? なんで居なくなっちゃったの? なんで菜々子おいてったの?」という菜々子の声が聞こえて来ます。

「天国、そう言う事か」と陽介。

菜々子のイメージの天国、ですね。このダンジョンは。ホント綺麗なんですよね。

お母さんが居る場所だから綺麗なイメージなんでしょうね、きっと。

これを知ってたから、18話の悠くんと菜々子の会話が痛くて仕方なかったです。

悠くんの右手の中指には菜々子から貰ったビーズの指輪が。それを見つめで「菜々子」と呟く悠くん。

 

雪子が指さす方には、菜々子の手を引き走る生田目の姿が。

菜々子、具合悪そうですね。

追う、悠くん達。

悠くんの「菜々子」という呼びかけに「お兄ちゃん」と菜々子。

直斗達を見て、「お前達は、僕が救った奴らだ」と生田目。

「この子も救ってあげる」と生田目、菜々子の頭を撫でながら言います。

ゲームより、生田目の普通じゃない感じが増してますね。

「御託はいい! 菜々子を返してもらうぞ!」と言い、走りだす悠くん。

悠くんかなり熱くなってるなあ。

まあでもここのダンジョンはゲームやってた時も、早く! 早く! って思って進んでた。

まさにプレイヤーの心情を表してますね、悠くん。

とうとう生田目を追いつめます。

生田目に、マヨナカテレビに映った犯人をテレビに入れたのは貴方で間違いないかと問う直斗。

生田目に抱えられてる菜々子がぐったりしてるのがもう(泣)

「雨の夜のテレビは、僕に助けて欲しいという合図だ」と生田目。

「合図?」と陽介。

「僕がテレビに入れなかったら、君達どうしてた?」と生田目。

「どうって? 自分と向き合えなかったって言いたいの?」とりせ。

「そんな、死ぬところだったのよ!」と雪子。

「そう、だね」と生田目。雪子の言葉にショックを受けたように見えますね。

「こいつマジでいかれてやがる」と完二。

「僕はただ、救いたいだけだ!」と生田目。

「ふざけんな! 何が救うだよ。お前がやってんのはただの人殺しだ!」と陽介。

「人殺しはお前らだろ。知ってるよ、この子を殺すつもりなんだ」と生田目。

「何を言ってるんだ」と直斗。

ホント噛み合ってないよなあと改めて見ると思う。

ゲームでも二周目以降はその辺気付けるけど、一周目はとにかく「早く、菜々子を助けないと!」という思いが強すぎて、生田目の話し全然聞いてなかったんだよね。

前回も書きましたが「救う」が重要なカギになりますね。生田目の言う「救う」の意味が重要です。

「この子も救うんだ」と言いながら、菜々子を上に掲げるようにする生田目。

「やめろ!」と叫ぶ悠くん。

「俺は、救世主だ。正義のヒーローなんだ」と叫ぶ生田目の周りが赤くなってますが、これなんでしょうね。

菜々子が苦しんでる!

「お兄ちゃん」と呼ぶ菜々子の声に「菜々子!」と叫び菜々子の元へと行こうとする悠くん。

けれど黒い何かに阻まれます。

どうやら生田目の力がシャドウを集めてるようです。

ゲームでもそうだったっけ? そこまで覚えてない(苦笑)

「救う、救うんだ!」と生田目。

これだけ救うを連呼されると、「救う」の意味を絶対に取り違えるな。

「な、菜々子」と菜々子に向かって手を差し出す悠くん。

けれどその手が届くことはなく、弾き飛ばされてしまいますね。

ああ、出た。パンチラ天使と呼ばれてるのが。でもこいつ履いてないよね、絶対に。

パンチラ天使と呼ばれてるの知ってからずっと思ってたんだけど、履いてないよなあ、と。

天使なんて可愛い外見でもないですしね!

生田目のシャドウがここで出たと言う事は、生田目はテレビの中に初めて入ったと言う事になります。

そして生田目のシャドウは今までの陽介達のシャドウとちょっと違いますね。

影⇒否定⇒暴走 という過程を辿ってたはずです、今までは。

でも今回はそうじゃない。その辺も重要かな。

菜々子をシャドウの手が掴んでますよ。宙吊り状態になっちゃってる。

「菜々子。今助けてやるからな。菜々子!」と叫び向かって行く悠くん。

>落ち着け! 落ち着けないと思うが、落ち着け悠くん。

直斗が声掛けるんですが、全く聞えてないっぽいですね。菜々子しか見えてないんだろうなって感じです。

 

生田目の炎の攻撃に対して悠くんが出したのは、サトゥルヌス(星 LV75)。炎吸収しますね。

一人先走る悠くんが、立ち止まります。

悠くんが操られるとは! これは吃驚した。

ゲームでは番長が操られる事はなかったですからね。

仲間が操られますが。それが嫌だったんだよ、こいつとの戦いは。時々仲間が躊躇うのがね、また、さ。

というかワイルドの能力者が敵に回るとか、アニメスタッフ鬼畜すぎる!

様子が変だと悠くんをアナライズするりせ。

「悠、どうしたんだ」と陽介。

仲間と対峙し「皆、逃げろ」と悠くん。必死に抗ってるってのが分かるなあ。

サトゥルヌスの仲間への攻撃は、マハラギダイン(炎の全体攻撃)かな。

炎耐性のある雪子のペルソナが仲間を守ってくれたようです。

「先輩、どうしたんすか!」と完二。

タケミカヅチが向かって行きます。

ペルソナをアラハバキにチェンジする悠くん。

完二のペルソナが物理攻撃系だから、でしょうね。アラハバキは物理反射持ってます。

ああやっぱり、完二の物理攻撃が反射されましたね。

りせのアナライズが終了したようです。

アンテナがあやしいよ。操られてる!? と言う感じで出てますね。

次に悠くんが呼んだペルソナは、アトロポス(運命 LV60)。

うーんと他のペルソナのレベルから考えると、この攻撃は疾風ハイブースター付きの、マハガルダイン(疾風の全体攻撃)だろうな。

疾風耐性持ちのジライヤが向かって行きますね。

「悠!」と陽介。

「駄目だ、陽介」と悠くん。

今度は、おお、タムリン(太陽 LV53)。タムリンは弱点ないから結構使ったな。好きなペルソナなんでちょっとテンション上がった。

LV56で電撃ハイブースター覚えるからタムリンの攻撃は、電撃ハイブースター付きの、ジオダイン(単体雷攻撃)かな。

鬼畜だな、悠くん。きっちり弱点つくな。その上、ブースターつきが多い。

つーか、ホント敵にすると厄介だなワイルドの能力者。

陽介はというかジライヤは電撃弱点なので1moreですね。

「敵にすっとここまで厄介なのかよ」という完二の台詞は、視聴者皆が思った事だと思います。

ホント厄介だ。

悠くん今殆どのコミュMAXになってるからね。かなり高レベルのペルソナ出せるから、本当に厄介だよなあ。

1moreで悠くん続けてペルソナチェンジするようですね。

りせのアナライズ画面に「おっきいハエだよ」と出てます。

ベルゼブブか!

ラスボス戦で使えるくらいのペルソナだからなあ、ベルゼブブ。

それにしても意識のある状態で操られるのは嫌だよな。自分の攻撃で仲間が傷付くの見る訳だし、ね。

「力を溜めてる」とりせ。

りせのアナライズ画面に「きけん」と出てます。

力を溜めてるって事はどうやら、コンセントレイト⇒メギドラオンって事のようですね。

コンセントレイトは魔法攻撃の威力を上げるスキルです。

「やめろ、やめろおおお!」という予告の叫びは此処か!

仲間に対してメギドラオンを放とうとしてるのに対して、だったのか。

伸ばした左手を右手で抑えてるようですね。その右手の中指の指輪が映って「お兄ちゃん、喧嘩しちゃ駄目だよ」という菜々子の弱々しい声が聞こえて来ます。

指輪を見て「菜々子」と悠くん。

その隙を見逃さず「今だ!」と叫ぶ千枝。

トモエがベルゼブブを地面にたたき落とします。落ちたベルゼブブに完二が留めを。

何か悠くんが痛そうな声上げたぞ? と思ったらそっか、ペルソナが受けたダメージは召還者に返る設定だったっけ。

ベルゼブブが消えて、スクナヒコナが菜々子を捕まえているシャドウの手を攻撃します。

少しずつ落ちて来る菜々子を助ける為に走る直斗に向かって生田目シャドウが攻撃します。

それを庇う完二のペルソナ。

その様子を見ていた悠くんが、どうにか腕を動かして、自分を操っている頭上の輪っかを掴みます。

地面にたたきつけて、強引に呪縛を解くとか、凄い精神力だな悠くん。

輪っか掴んでいた手が変色してるのは、火傷なのかな。ホント凄いな。

呪縛を力技で解いて、落ちて来る菜々子の元へと走る悠くん。

先程輪っかを掴んだせいかのか、右手の中指にしていた菜々子から貰ったビーズの指輪が千切れます。

ビーズが散らばって落ちて行くのが綺麗ですね。

どうやら間に合ったようですね。無事菜々子を受け止めたようです。

「お兄ちゃん」と菜々子。

「大丈夫か」と悠くん。

やっぱり菜々子に話しかける時は優しいんだね、声が。

ああもう、本当にいい兄妹だよ、この二人は。

「返せ」と向かって来る生田目シャドウ。

今度は仲間達が操られてしまいましたね。

仲間のあやつりもやるのか。

皆必死に抗おうとしてるんのが見えて、ね。

ジライヤ、タケミカヅチ、トモエ、コノハナサクヤのカットイン。

クマのキントキドウジが使ったのは多分マハタルカジャ(仲間全体の攻撃力up)だろうね。

悠くんは先程の火傷のせいで上手く手が動かないみたいですね。召還出来ないのかな。

必死に伸ばした手を掴む半透明の手。

「悠、菜々子を救ってくれ」と聞えて来たのは堂島さん!

堂島さんが助けてくれるという演出か、いいなこれ。

悠くんは合体するようですね、クロススプレットですね。

堂島さんのコミュが法王だから、法王でクロススプレットというと、コウリュウ(法王 LV76)でしょうね。

「先輩逃げて!」というりせの声。

マハタカルジャで攻撃力がアップされた仲間のペルソナからの攻撃。

菜々子を抱えたまま座り込む悠くんを守るようにいるのは、やっぱりコウリュウですね。

コウリュウは弱点ないですもんね。

なんかお父さんに守られてるって感じでいいよなあ、この演出!

仲間の呪縛を解いたのは、メシアライザー(仲間のHP全回復、全状態異常治療)かな。

全員の呪縛を解くと、ダメージも受けていたからかコウリュウは消えてしまいます。

コウリュウが消える時に「お父さん」と菜々子が呟くのがいい。

邪魔するな、救うんだと言いながら悠くんの元へと向かって来る生田目シャドウ。

悠くんはもう召還出来ないのかな?

「これ以上やらせない」と直斗のペルソナが生田目シャドウに攻撃する。

頭上の輪っかが壊れましたね。

次々と仲間のシャドウが生田目シャドウへと攻撃する。

最後に、クマのキントキドウジがトマホークを、コンって! すみません、笑った。

それがまあ爆発して、シャドウは生田目に戻りましたね。

でも、生田目の力で引き寄せられたシャドウが収まらなくて、悠くんに抱えられている菜々子が悠くんの手に手を添えて――現れたのは正義(菜々子コミュ)のアルカナのカード。

スラオシャ(正義 LV74)ですね。マハンマオン(光属性の即死全体攻撃)ですかね、これは。浄化したって事になるんだろうな。

シャドウは消えたが、菜々子はぐったりしていて、しっかりしろと呼びかける悠くん。

怪我はないのに苦しそうとりせが言って、きっとこの場所が良くないのだとクマが言う。

急ぎ外へと出る事に。

ここでアイキャッチ。

根気が上がりましたね。根気がMAXになり。タフガイに。

残りは知識だけですか。凄いねえ、育ったねえ。

 

菜々子はICUに入院したようですね。

その廊下に特捜隊の面々が居ます。

「菜々子。風邪も治ってなかったんだ。その上、あんな」と悠くん。

右手包帯巻かれてますよ! 痛々しい。

「ななちゃん、まだ小さくて、皆みたくもう一人の自分出なかった。その上あいつの暴走にも巻きこまれて」とクマ。

子供にも子供なりの悩みってのはありますが、やはり隠しておきたいもう一人の自分というのはまだ小学校一年生じゃ、ね……。

「生田目の言い分なんて聞いてる場合じゃなかったんだ。僕が余計な事言わずに直ぐに菜々子ちゃんを助けていれば」と直斗。

「直斗くんのせいじゃなよ」と千枝。

「僕のせいです。僕は結局、菜々子ちゃんの身の安全よりも謎の解明を優先してしまった。だから、そのせいで菜々子ちゃんは」と直斗。

「やめだ。弱音はその辺にしようぜ」と完二。

「ここでてめえを責めて傷舐め合って、それがあの子の為になんのか。今は信じるしかねえだろ。しゃきっとしろ、直斗」と完二。

「ごめん。君の言うとおりだ」と直斗。

「直斗。お前は必死になって、菜々子を助けようとしたじゃないか。ありがとう。直斗が居てくれてよかった」と悠くん。

居場所が欲しいと以前直斗のシャドウが言った事を覚えてて言ってるのかどうか分かりませんが、本当に全く悠くんは、的確に相手が欲しい言葉をさらっと言うね。

思った事そのまま言ってるだけなんだろうけどさ、悠くんは。だから天然ジゴロとか言われるんだ。

「まあほら、しめっぽいのとかなしにしようぜ。俺らが暗くなってちゃ菜々子ちゃんも悲しんじまう」と陽介。

陽介のこういう時の空気読みスキルはホント凄いな。これが何故日常に生かされないのか、ホント謎だ。

やはり運のパラメータが低いせいか。

「菜々子ちゃんはきっと大丈夫だ。そう信じようぜ」と完二。

「なによ、完二の癖にカッコつけすぎ」とりせ。

完二とりせの遠慮のない関係も好きですよ、良いですよね。仲の良い友人って感じで。

病院ではしゃぐなと陽介が嗜めます。

そんな中クマだけが浮かない顔ですね。クマもここからが正念場だもんな。

 

11月21日(月)曇り。

霧が濃いですね。とうとう、来たか。

登校時ですかね、スマホで陽介が生田目の記事を見つけたようです。

今朝意識を取り戻して、罪は認めてるようですね。

「終わったんだな」と陽介。

だと良いね。

病院から連絡があって、菜々子の面会OKだってと悠くんが皆に告げます。

2年の教室かな、昼休みですかね。

今日の放課後皆で菜々子のお見舞いに行こうとりせ。

直斗の姿がないですね。

誘おうとしたんだけど、教室にいなかったとりせ。

図書館で新聞を読んでるようですね、直斗。

近づき「ここに居たのか」と声を掛ける悠くん。

渡り廊下ですね。

「そうですか、菜々子ちゃんが。良かった」と直斗。

「何か気になる事でもあるのか」と悠くん。

「事件が本当に終わったのか実感がわかなくて、つい」と直斗。

「直斗らしいな」と悠くん。

「先輩は不思議な人ですね。僕の事を仲間だと言ってくれて、それに病院で掛けてくれた言葉、覚えてますか?」と直斗。

「病院で?」と悠くん。

「居てくれてよかった。そう言ってくれましたよね」と直斗。

「僕はただ認めて貰いたかったんです。必要としてほしかった。だから無我夢中で謎を追い掛けた。探偵としてしか僕には価値なんてありませんから。だけど先輩は、僕に居てくれて良かったと言ってくれた。こんな僕に居場所をくれた。凄く嬉しかったです」と直斗。

顔が赤いよ、直斗!

「そうか」と悠くん。

「それじゃあ、僕はこれで」と慌ててその場から去ろうとする直斗。

「そっちは校庭だぞ」と悠くん。直斗慌ててるの気付いてあげて! 平然としすぎです。

「菜々子ちゃんのお見舞いですよね、じゃあ行きましょうか」と直斗。

「まだ昼休みだぞ」と悠くん。だから平然と言い過ぎです。気付いてあげてー。

「そうですよね。なんか、すみません」と直斗。

「お構いなく」って悠くん、その返答は何か違うと思いますが。

運命コミュMAXですか。さらっと落としましたねえ、直斗。悠くんには全くそのつもりなさそうですが(苦笑)

 

菜々子の病室ですね。

車いすの堂島さんが居ます。

菜々子はまだ元気におしゃべり出来るほど体力が回復してないようですね。

堂島さんも絶対安静の身なのに、と看護婦さんに怒られてます。足立が病室に戻しますと連れて行ってしまいましたね。

「お兄ちゃん」と菜々子。

しゃがんで菜々子の頭を撫でながら「ここに居るぞ」と悠くん。

この場面良いよなあ。悠くんはホント菜々子が大切なんだろうね。

「うん、良かった」と菜々子。

まだ弱々しい話し方なんだけど、でも嬉しそうで、ホントいい兄妹だなあと思うよ。

 

病院内の休憩室みたいな場所でしょうか。

足立と特捜隊の面々が居ます。

生田目の件、新し事も色々出てきたりして色々ややこしい事になってると、足立。

相変わらずだな、足立。情報漏洩、お疲れ様。

内緒なんだけどと言いつつ話す足立。ホント相変わらずだよな。

見つかった日記に山野アナや小西さんの記述もあった、と。

陽介が反応してるのは、小西先輩の事、だろうな。

「どうも生田目の奴、小西さんに言いよってたっぽいんだよね」と足立。

怒りをあらわにする陽介。

慌てて立ち去る足立。

「花村」と千枝ちゃんが心配そうに名前を呼びます。

「悪りぃ、大丈夫だ」と陽介。わざと明るくしてるんだろうな。

「無理するなよ」と悠くん。

「してねえっつの。まあ事件は解決したんだ、いつまでも引きずってたってしょうがねえだろ」と陽介。

「そうか。そうだな」と悠くん。

 

病院からの帰り道、霧について噂している人達が居ますね。

どうやら知り合いの子がこの霧のせいで気分悪くなって倒れた、と。

BGMが……。ゲームで使われてるBGMですね、これ。

これホント、不穏だよなあ。ゲームでもこのBGM聞くと何となく落ち着かないというか、そんな気分になったな。

ガスマスクをつけた男が走って来ます。

「逃げろ、非難しろ。これは毒ガスだ、ウイルスだ。この霧を吸ったら死ぬぞ」と騒いで去って行きましたね。

ああ、もう、ね……。

おや、さらっと出ましたね……。真エンド行くぞってアピールですか?

不安は確実に広がってるようで、あちこちで霧の噂してるようです。

「これだけ霧が持続するなんて、普通はあり得ない事ですから」と直斗。

うん、あり得ないね。

天気見るともうずっと曇りで晴れの日がないんだよ……。

「これじゃあまるで向こうみたい」と雪子。

テレビの中で掛ける眼鏡を掛けて「ちょ、先輩ら。眼鏡眼鏡!」と完二。

眼鏡を掛けると……見通しが良くなりますね。

「この眼鏡は向こうの世界の霧を見通すもの。それがこの世界の霧にも有効だなんて」と直斗。

「あっちの霧がこっちに漏れてんのかな」と千枝。

ハッとする仲間達。

千枝のは思い付きなんだけど、いいとこつくんだよね。

 

12月3日(土)曇り。

来た、来ちゃったよ、12月3日……。

愛屋に集まってるようですね。

「確かにあっちの霧に似てる気はするけど、それ以上のことはちんぷんかんぷんね」とクマ。

事件の方も進展ないようです。

生田目の事情聴取はあまり進んでないらしい、意識が戻っても理路整然と話が出来るとは限らないから、と。

まあ、うん。

分かっててもさ、色々さ、遣り切れないんだよな、本当にさ。

事件解決したはずなのに、すっきりしないね、とりせ。

「ねえ、クマはまだここに居ても良いクマ? あっちの世界を可笑しくしてる犯人を見つける、皆はその約束を果たしてくれたクマ。だから、クマはもう帰らないと。でも、ななちゃんが元気になるまで帰りたくない」とクマ。

「何言ってんだよ」と陽介。

「ここに居ろ、ずっとな」と悠くん。

ホントにいいの? というクマに、「ああ」と肯定の返事をする悠くん。

「じゃあ私も先輩んち住もうかな。寒い冬は一緒に居た方があったかいし」とりせ、悠くんに寄りそいます。

相変わらずですね、りせ。

「そう言えば、最近特に寒いよねー」という千枝の言い方が(苦笑)

「あ、そうだ」と悠くん。

相変わらずのスル―力ですね!

ジュネス家電売り場に移動したようです。ああああ(泣)

「へえ、菜々子ちゃんがね」と陽介。

「コタツを買いに行こうって約束してたんだ」と悠くん。

約束は、約束はいやあ!

完二は菜々子が元気になったら一緒に編みぐるみ作ろうと思って毛糸を買って来たようです。

せっかく来たんだから菜々子のクリスマスプレゼントを下見しようと雪子。

「コタツじゃ駄目か?」と悠くん。……本気で言ってるんだよな、多分、な。天然、だねホント。

「駄目!」と女子に一斉に言われてますよ。

菜々子ちゃんが退院したら、お前んちでパーティしようぜと悠くんに言う陽介。

肯定する悠くん。

はりきってケーキ作ると言い出す千枝。同意するりせ。……やめなさい!

ああ、陽介がやめなさいと止めてくれた。

久々の、仲間達のほのぼのとした楽しい会話。

ずっと続いてくれるもんだと思ってたよ……ゲームしてた時。

なのに、鳴る、悠くんの携帯。

足立からで、菜々子の容体が急変した、と……。ああああ(泣)

 

病院のICU前廊下。

「ご家族の方ですか」と言われ、悠くんだけ病室へと。

ああああ、もう本当に嫌だ。何度見てもこの辺は辛い。

松葉づえついて必死に走る堂島さんの姿が。ゲームだと看護婦さんに支えられて来てたけど、一人、ですね堂島さん。

お兄ちゃんが来てくれたよという看護婦さんの呼びかけに「お兄ちゃん、どこ?」と菜々子。

「ここだ、ここに居るぞ」と悠くんの必死な声。

「おにい、ちゃん」と菜々子。

そしてまた映る、松葉づえついて必死に走る堂島さんの姿(泣)

床に両膝をつき、菜々子の手を握り締めながら「直ぐにお父さんも来る、もうすぐ、直ぐに来てくれるから」と悠くん。

必死に呼びかける悠くんが(泣)

「お父さん」と菜々子。

「だから、頑張れ、菜々子。コタツ、見に行ったんだ。今度一緒に買いに行こうな。約束したもんな。雪が降ったら、雪だるま作ろうな。約束したもんな。いっぱい遊ぶって、約束したもんな」

悠くんのこの台詞の後に、点滴が落ちる描写が(泣)

悠くんは必死に泣くのを堪えてる感じなんですよね。

一生懸命普段通りの「お兄ちゃん」で話しかけようとしてるのに、声が震えて……それでも必死に耐えて話すんだけど、段々涙交じりの声になっていくのがもう(泣)

それでも泣いてないんだよね、悠くんは。点滴が落ちる描写が泣かない悠くんの心情を表してるかのようで切ないです。

「お、にい、ちゃん」と菜々子。

「ずっと一緒にいるから。ずっと傍に居るから」と悠くん。

涙交じりの声なのに、泣いてないんだよね。それが逆に辛い(泣)

「怖いよぉ」という菜々子の声がそれに追い打ちを掛ける(泣)

悠くんは泣いてはないけどもう、言葉にならない感じなんですよね。

吐き出す息が震えてるのがもう(泣)

菜々子視点でお兄ちゃん見てるんですが、この辺。ぼやけてるのがもう(泣)

「お兄ちゃん」

そして菜々子の視線が天上に移って、ゆっくり目を閉じながら「お父、さん」で完全に目が閉じちゃうんですよね(泣)

必死に走る堂島さんの姿が映るんですが……間に合わないんですよね……。

ピーとむなしく響く電子音。心臓が動いていた事を示していた機械が「0」になって……。

ここで引くとか!

まあ仕方ないのは分かるけど、ここで!?

ゲームでも何度か見てアニメも感想書く為に3度くらい見てるのに、やっぱり駄目だ、もう。

悠くんの声が段々涙交じりになって行くのと並行してこっちも……(泣)

ずっと一緒にいるから、が本当にきた……。

こうなるの分かってたけど、でも辛い。

 

次回予告。

ああ、クマ……そっか、次か、クマ。

「俺達の目的は、真実を知ることだ」と言う悠くんの台詞から、悠くんはバッドエンド回避してくれるんだろうってのは分かるんだけど。

この時の悠くんの声があまりにも抑揚がなくて、怖かった。大丈夫か? 悠くん。

感情を抑え込んでるのかそれとも、感情がマヒしちゃってる状態なのか分からんが。

普通じゃないよな……。まあ普通で居られるはずがないか……。

 

正直、ゲームしてた時も初見だと、上げて落とされて、一気に色々な事が起こって行くのについてけなくて。

悲しいし、辛いしって状態なのに、選択しろ! と突きつけられて。

本当に辛かったんだよ、ゲームしてた時。

悠くんはこれからあれを味わうんだろうな……頑張れ、ホント。

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