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CLOCK ZERO~終焉の一秒~Potable@時田終夜

評価:★★★★☆

時田終夜 -ときたしゅうや- (CV:石田彰)
大女優の息子、です。
小学生パートの終夜は、とにかく言動が斜め上というか、不思議な人です。
キッズモデルをやってるらしいですね。
母親が精神を患って入院してるんですが、それを自分のせいだと思ってます。
まあ、確かに、終夜のせいじゃないとも言いきれないんですよね。

 

終夜は壊れた世界の住人で、精神だけ、2010年の終夜に転送して来たらしい。
ただ、その影響で記憶が欠落してて、何かしなければならない事があることは分かってても、それが何か分からなかった。
だからそれを思い出す為に知識を蓄えて、それが悪い方向へと行ってしまったんだよね。
親から見れば、自分の子供が年齢にそぐわない言動をすればそりゃ色々心配にもなるんだろうな。

そして、やはり壊れた世界へと行く訳ですが。
有心会(反政府側)のキャラを攻略すると、CLOCK ZEROじゃなく有心会にとらわれるんだね。
正直ね、CLOCK ZEROに捕らわれるのも冗談じゃないという感じでしたが、有心会の方がもっと嫌かも。
いやだってさ、一応CLOCK ZEROだとキングが連れて来たって事で客人扱いなんですよね。
でも、有心会に捕らわれた場合、人質なんですよ。
キングの弱点だから、交渉の材料に使うって感じで。
CLOCK ZERO側なら、傷つけられる心配はなかった。
けど、有心会の場合は、最悪その可能性もある。
交渉にそうやって使うと宣言されますからね。
でもなあ、主人公傷つけたら逆効果だと思うぞ。
主人公傷つけたら、多分鷹斗、キングは絶対に許さないだろうな。
途中の鷹斗の「待ってて、そこから助け出してあげるから」って台詞がやっぱりすげー怖かった(泣)
こんな短い台詞でこんなに怖いとは!
主人公傷つけたら、ホント有心会ただじゃ済まないと思うわ。

終夜は、人工転送の弊害で、段々を記憶を失って行ってるというか、記憶だけじゃなくて、足が動かなくなってきたりと、色々後遺症が出始めるんですね。
どうやら、有心会の人工転生の技術はCLOCK ZEROから盗んだモノらしく。
完全じゃないらしいんですよね、やっぱり。
だから、主人公にはそういう拒絶反応は出ないのに、終夜には出てしまう。
動く事さえ困難な状態なのに、政府が攻めて来て、寅之助が主人公を傷つけようとするのを庇ってくれるんですよね。
足が痺れてろくに動かないという状況でも。
大人バージョンでもやっぱり言動は普通とは変わってるけど、カッコ良かったですよ。
有心会の方だと、分からない事が多いですね。
キングが何故主人公を欲したかも、分からない。
神賀先生=キングと言う事は分かっても、キング=鷹斗というのは分からない。
ビショップ=円ってのも分かりませんね。
キングの目的も分からない。
だから、交渉の仕方を間違えるというか、ね。
主人公は交渉の切り札としては、諸刃の剣ですからね。
上手く使えばいいけど、万が一僅かでも傷つけたら……。
円ルートのバッドエンド見てると、それがどれだけ恐ろしい事か分かるから、ね。
ちょっとでも傷つけたら恐らく有心会は、終わりだろう。
鷹斗はホント、主人公中心に動いてる感じだからね。
何故そこまでと思うんだけど、それは鷹斗ルートやれば分かるのかな。
確かにCLOCK ZEROのやり方は正しいとは思わないんだけど、だからと言って有心会のやり方が良いとも思えない。
円ルートの時の央の考え方が一番納得だな。
世界が壊れ、食べるモノもろくにない状況で放置しておけば、少ない食べ物を巡って争いが起きる。
それなら、誰かがしっかり管理した方が良いってのもあるからね。
央も言ってたけど、平等に食べ物が行きわたったのは政府のお陰、だからね。
だからやっぱり央のやり方が一番納得出来るんだよな。
極端すぎるんだよ、CLOCK ZEROも有心会も。
ちょうど中間くらいが良いのにね。
あと、楓が良いよね。楓良いヤツだよね!
もう、楓良い!
寅之助に見逃して貰って、終夜と主人公、そして楓の三人で有心会を出て行きます。

とにかく主人公を帰そうとする、終夜。
昏睡状態にまで陥ったのに、それでも帰すと言い張るんですよね。
自分ももう一度意識転送して2010年に行く、と。
ここに来るまでの選択で、帰還エンドか残留エンドに分かれます。
楓と終夜の母親が有心会から医者と研究者を連れて来てくれるんですよね。

帰還エンド。
先に主人公が戻って、終夜は、時が停滞している2010年に戻る前に、どこかに行ったらしいですよね。
あれが何年なのか分からないんだけど、その時空の鷹斗に「時の停滞を解く方法を教えて欲しい」と頼むんですよね。
政府側なら、時の停滞を解けますが、有心会の方だとやっぱり無理なんですね。
鷹斗ってどんだけ天才なんですか、ホント。
子供鷹斗に時の停滞を解く方法を教わったのか、主人公が先に戻った2010年の時の停滞が解かれます。
何で神賀先生が居るんですか、2010年に。
壊れた世界に戻ってないんですか?
何故か居るんですよ。
で、CZのメンバーが集まってる談話室にやってくる。
終夜は、その前に鷹斗に事情と主人公の事故を回避する方法も話してあったらしく、神賀先生の言い分に鷹斗が反論するんですよね。
いつもより低い声で。
いつもより低い声の鷹斗と神賀先生の会話だったので、どっちがどっちか分からなくなるかと思ったら、ちゃんと違うんですね、やっぱり。
喋り方が違うんだなあ。
鷹斗が研究をやめれば、主人公の事故は回避出来る、と言うんですが。
主人公が事故にあったのって、鷹斗の研究のせいなの?
何かもう、鷹斗ルートやりたくなってくるなあ、こういうの見ると。
それで、神賀先生は引くんですが……「この時空で彼女を奪うのは無理そうだ」って言うのがね。
もう、怖いよ、ホント。
他の時空で、って事?
2020年の主人公を目覚めさせるためってのは分かるんだけど、何でそこまで執着するんだろうな、鷹斗は主人公に。
ホント謎だよ、怖いよ。
記憶の混濁やら、足が動かなくなったりとかしてたのに、2010年に行ったらそういう事はなくなったらしく、円ルートと違って、帰還エンドがハッピーな感じでしたよ。
一緒に戻ってきたからね。

残留エンドはね。
倒れて、今日が峠ですと言われて。
「忘れたくない」と呟く終夜が切なかったですよ。
もうね、ここは泣かされたなあ。
声優さんって凄いよな、ホント。
こういう時思うよ。
本当にそういう経験あるんじゃないの? と思ってしまうよ。
その後は昏睡状態で過ごして、主人公はそんな終夜を治すために勉強をしていて。
で、最後には終夜が目覚める! という状態ですね。
でも治ったかどうかは分からないまま、なんだなあ。
今だけかもしれない、ってのが切ないですよね。

終夜は帰還エンドの方がやっぱり良いかな。
残留エンドは、時が停滞してしまっている2010年の事を思うとどうしても、ね。
しかも円の時と違って、一緒に帰還ですからね。
なので、終夜は帰還エンドの方が良いですね。

そして相変わらずですが、大人少し自重しろ! と思います。
もーね、甘いんですよ、甘ったるいんですよ!
その状況でいちゃつくなという感じですよね、このゲームの大人達はホント。
ホント自重しろ! と何度でも言いたくなりますね。

Another Epilogue
残留エンドの方は、やっぱり治ってなかったんだね。
ただ、以前より調子が良いって感じみたいです。
治る見込みってのは、どうやらなさそうですね。
政府の知識があれば、政府の技術があれば。
うん、そこに辿りつくよなあ。
終夜ルートのテーマは、「今」なんだろうね。
未来よりも「今」。
今を幸せに生きたいという終夜の台詞は、良いですね♪
でもそれだけじゃあ終わらないんだなあ。
治す方法が見つかったかもしれない。
でも、リスクもある。
人工転生を繰り返して損傷した脳を修復するために一度リセットする。
ただし、今までの記憶がなくなるかもしれない。
でも治療を受けて、治るんですね。
あー良かった。
でも、やっぱり残留エンドは、時が停滞してしまっているあの世界の事が、ね……。

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