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テイルズオブジアビス

テイルズのシリーズを制覇するぞ! と思う切っ掛けとなったもの。
テイルズの中では一番最初にプレイしたのが、アビスですね。

シリーズのモノって他のもプレイしてないと分からないかなって思うじゃないですか。
これをプレイした時mixiのマイミクさんに勧められて、他やってないんだけど大丈夫? って聞いて、大丈夫だと言われてやったんですよね。

ゲームは面白かったです。
ただ、前半が居たたまれないですけどね。
仲間の仲が悪いというかぎくしゃくしてるというか、そんな感じなので結構キツイです。
そこさえ乗り切ってしまえばいいですけどね。
主人公ルークの実年齢を知った後だと尚更前半がキツイ。

アビスではハマったキャラが居なかったですね。
ジェイドが35歳という年齢で、ハマれるはずだったんですが……年齢の割に精神年齢が低いなと思ったせいか、駄目でしたね。
ジェイドがもう少し年齢に見合うだけ大人だったら……違ったんじゃないかなと思ってしまいます。

 

続きからに登場人物紹介と感想です。

[登場人物紹介]

ルーク・フォン・ファブレ 17歳 (CV:鈴木千尋):

剣士。本作の主人公。キムラスカ王国のファブレ侯爵家の一人息子で、第三位王位継承権を持っている。

左利き。

7年前、10歳の時に誘拐され、精神的ストレスが原因で一切の記憶を失ったとされている。

記憶を失っただけじゃなく、彼が発見された当初は、立つ事も喋る事も出来なくなっていたらしい。(記憶喪失で、そういった事まで忘れることはない)

実は、7年前に誘拐されたルークの完全同位体の生体レプリカ。

7年前本物のルークを元に作られた為、ルークの実年齢は7歳。

ヴァンが、ルークに読まれている預言を利用し目的を遂行する為に、預言に対するカムフラージュとして作られた。

「ルーク」は古代イスパニア語で「聖なる焔の光」という意味。

7年前の誘拐事件の以降、安全の為という理由で、王の命令により屋敷内に軟禁状態で、外界と一切の交流を絶たれていた。

その為、かなりの世間知らず。

屋敷を訪れるヴァンから、剣術を教わることが唯一の楽しみ。

ヴァンの事は師匠(せんせい)と呼んでかなり信頼している。盲目的と言っていいほどに。

その結果、とある出来事を引き起こしてしまう事になる。

その、とある出来事以降断髪し、言動も以前と比べて穏やかになる。

 

ミュウ(CV:丸山美紀):

チーグル族の子供。オス。彼が吹いた火のせいで森が焼け、結果チーグル族がライガに捕食される原因を作った。

ルークに助けてもらったことを切っ掛けに、彼の旅に同行する。

ルークからは結構酷い扱いも受けるがルークを「ご主人様」と呼び慕う。

ソーサラーリングを装着している間は会話が出来る。

ソーサラーリングを胴体辺りに装着し、両手で押さえるようにそれを持つのが通常のスタイル。

序盤は火を吹けるだけだが、物語が進むと能力が増える。

 

ティア・グランツ 16歳(CV:ゆかな):

音律士(クルーナー)。本作のヒロイン。神託の盾騎士団情報部に所属する第七音譜術士(セブンスフォニマー)で、階級は響長。

主席総長のヴァンの妹で、ユリアの子孫。

兄であるヴァンの目的を知り、ヴァンを殺害しようとファブレ邸に侵入し、ヴァンを襲う。

ヴァンを庇ったルークとの間に疑似超振動が起き、結果ルーク共々マルクト帝国領内へと飛ばされてしまう。

それが、ルークの旅の始まりとなる。

ティアの行動のせいで、ルークは自分の意思とは無関係に外界へと出ることになる。

外界と一切の交流を遮断されてきた為、ルークは知らないことが多く、その為ティアはルークに対してかなり冷たい態度をとる。

元々ティアのせいで起こったことの為、ティアの言動は本作のユーザーからは非常識と言われることが多い。

身分の上下がある世界観で、貴族の屋敷に侵入しただけでも重罪で、しかも王位継承権を持つ者を不可抗力とは言え誘拐してしまった訳ですから、ルークに冷たい言動をとれるような状態ではないはずなので。

実は、ホド戦争によって魔界に落ちたホドが故郷。

胎児の時に魔界に落ち、母親共々兄であるヴァンの譜歌に守られ魔界で産まれた。

ヴァンと共に、魔界のユリアシティの市長テオドーロ・グランツに引き取られる。

本当の名は、メシュティアリカ・アウラ・フェンデ。

ホドを領土としていた貴族、ガルディオス家に使える貴族の血筋。

ユリアの子孫であるために、ユリアの譜歌を歌える。譜歌を教えたのは兄であるヴァン。

 

ジェイド・カーティス 35歳(CV:子安武人):

マルクト帝国第三師団の師団長。優秀な軍人を輩出し続けてきたカーティス家の養子(旧姓・バルフォア)。

皇帝の懐刀と言われているが、戦場で骸を漁るという噂から「死霊使い(ネクロマンサー)」の異名でキムラスカ・マルクトの両国で恐れられている。

幼少の頃から天才的な頭脳を開花させており、フォミクリーという生体レプリカを作る理論を9歳の時に開発している。

レプリカであるルークの生みの親的存在。

なので、序盤でルークに会った際、ルークがレプリカであると薄々気づいている節がある。

マルクトはキムラスカとは違いあまり身分の上下に厳しくはなく、だからなのか、明らかに自分よりも身分が上であるはずのルークに対して、慇懃無礼な態度をとる。

 

 

 

音素(フォニム)というもので物質が構成されている世界で、預言(スコア)に縛られて生きてますね。
縛られてるというか。
預言って普通は、後で当たったとか当たらないとか言うモノですが、アビスの預言は、既に読まれている預言通りに動くというか。
夕飯のおかずまで預言を読んで貰って決めるという世界ですね。
ローレライ教団ってのが、預言を遵守すべし、と教えてますね。
ただ、アビスは宗教の捉え方がちょっと甘い。
ローレライ教団に属してる人が、預言通りの行動を取った人を責めるってのはどうなのかと。
そのせいで沢山の人が亡くなったとしても、預言でそう読まれていて、まあ主人公のルークがやるんですが。
アクゼリュスを自らの力で崩壊させると読まれていて、それをルーク自身は知らなくて、でもそうするように仕向けられて、やってしまう訳ですが。
ローレライ教団に属しているティアとアニスが責めるんですよね。
良くやったと褒めなきゃいけないのに。
預言遵守を説いてるのはローレライ教団でしょうに。

理不尽だろうがなんだろうが、宗教ってそういうものです。
信じてない人には全く理解出来ないものですからね。
日本人には難しいんですよね。
基本的に日本人は宗教に依存してないから。
なので宗教をベースにしたものは難しいと思う。
徹底しないと逆に可笑しいから。

まあでも一番語りたいのはジェイドについてかな。
ジェイドはルークに一番最初に会ったときに既にルークがレプリカだろうと、ある程度予想してるんです。
ジェイドがレプリカ技術を作った人ですからね。
で、レプリカってのは、外見年齢と生まれ出てからの年齢が一致しないことも知っているはず。
ルークは17歳ですが、7年前に10歳の姿で作られたので7年しか生きてない事になります。
生まれたばかりのレプリカは外見年齢がいくつだろうと、赤ちゃんと同じで、立つことも喋ることも出来ない。
それもジェイドは知っているんです。
後でジェイドが説明する場面がありますからね。
ならルークが普通の17歳程モノを知らなくても仕方ないと分かるはずなのに。
もうね、完全に見下した態度を取るんですよ。
自分の半分の年齢の子供に慇懃無礼な態度で接して、だからルークは馬鹿にされてると思ってる。
事実そうとしか見えなかったですからね。
そんな態度の大人を信用しろってのは無理ですよね。
なのに、アクゼリュス崩壊後ジェイドはルークに「相談して欲しかった」って言うんです。
完全にルークを見下していて、ルークが言ったことなんか本気で聞かないだろうってのが分かる態度の人に相談なんてしますか、普通。
自分がどんな態度を取ってたかを棚に上げて、それはないでしょうと、正直あれは腹が立った。
自分の半分の年齢の子供にあんな態度しか取れない精神年齢が幼い大人に言われたくないわ! と思ったな。
そんなわけで、35歳でも大人にはとても見えないジェイドにはハマれませんでしたね。
ジェイドが年齢に見合うだけ大人だったら、情報もかなり持ってる訳ですし、違ってたでしょうね。

まあ、ルークも悪いんですけどね当然。
自らの意思じゃなく操られて力を行使したとしても、それでも崩壊させたのはルークですから。
それは仕方ない。
ただね、ルークだけに全てを押しつけるような仲間たちにはホント疑問だったなあ。

ゲームは面白いんですが、用語がかなり特殊なので覚えるまでが結構大変なゲームかもしれない。
音素をフォニムと読むしね。中々あれを覚えるのは大変でしたよ。

アクゼリュス崩壊後ルークは変わるんですが、変わり過ぎだろ! ってくらい変わります。
別人じゃないのかと思うほどに変わる。
自分を押し殺してるようにも見えるんで痛々しくもあるんですけどね。
仲間ともいずれはちゃんと仲良くなれますが、ホントそこまではキツイですよ。
主人公を操りますから、見捨てられますしね、嫌み言われるし、もう!
でも先が気になって寝不足になりながらやったゲームですね。

何よりもテイルズシリーズ制覇してやる! と思う切っ掛けとなったゲームですから!

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