雪月花

恋愛エンド:

巣鴨のお年寄りのアイドルです。

巣鴨を本当に大切に思っていて、そこに住むお年寄りの事も同じように大切に思っている。

皆が幸せに、という理想を持っていますね。

その辺りの事を理解してあげることが、ポイントですかね。

可愛らしい外見の割に、男らしかったりもします。

あと、意外と怪力でもある。

巣鴨のお年寄りと二人でコンビを組んでいて、歌ったり漫才をしたりしてます。

そのステージを見に行くんですが、歩夢と一緒にやっているお年寄りがステージに立てなくなってしまうんですね。

で、代わりに主人公が、という事になります。

攻略してから何日か経っているので、追加シナリオを覚えてません（汗）すみません。

どうも、歩夢は苦手でして……。

 

真相エンド：

ウイルスだのワクチンだのという話は悠斗の時と同じです。

歩夢の真相ルートでは、彼のお兄さん関連の話が出てきますね。

歩夢が尊敬している、実の兄は他のところでも出て来てるんですが。

真相ルートで対立します。

歩夢は、全ての人が幸せに、という理想を持っていて。

誰も犠牲になることなく、皆が笑顔に、と思っている。

でも、それって理想ではあるけど、現実には無理なんですよね。

歩夢のお兄さんは、その現実に直面し、時代に置き去りにされている巣鴨がこのままではなくなってしまうと分かっている。

ならばどうすればいいか。

最小限の犠牲で、巣鴨を存続させることを選ぶ訳ですね。

その為に一部のお年寄りが犠牲になる。

開発して、そうすることでどうにか巣鴨を存続させようとしている。

その行為で、巣鴨のお年寄り達から嫌われることになっても、それでも彼は彼なりに巣鴨を守ろうとしてる訳です。

けれど、歩夢はそれが許せない。

誰かを犠牲にするというのがダメらしい。

確かにそれは理想だけど、無理だよね、とどうしてもお兄さんに共感してしまうんですよね、歩夢の真相ルートは。

しかもね、やっぱり主人公がウイルス発症してしまうんですが。

主人公を犠牲にして皆が助かるのがダメというのは分かるんだ。

歩夢の理想から考えてもね。

でもじゃあ、殺人鬼を犠牲にするのはいいの？　と思ってしまうんだ。

殺人鬼を殺して、その血液を主人公に与えることでウイルスは消滅するし、主人公を犠牲にしなくても済む。

けど、どう見ても殺人鬼も人だよね？

黒い鳥が集まって人型になるとしても、人だよね。

またね、殺人鬼の正体を知った後でこのルートやると、もうね、歩夢の矛盾にイライラする。

誰かを犠牲にするのはダメというそこに、何故殺人鬼は含まれないんでしょうか。

殺人鬼が居なくなることで、悲しむ人が居るんだぞ。

歩夢のやってることは結局誰かを犠牲にしてるんだよね。

ホント矛盾してるよ。

なら、そんな理想を掲げるなよ、とイライラする。

まあ私が殺人鬼に傾倒してるから余計になんだけど。

主人公が大切だから、主人公を助けたいというだけならいいんだ。

どっちもなんて無理な話なんだから。

歩夢の場合は、皆が幸せに、なんて理想を掲げちゃってるから、しかも主人公が殺されに行こうとしてるときにも、そんな理想を口にしちゃったりするから……。

だから、その矛盾にイライラするんだよ。

殺人鬼となった人の事を知ってると、本当に、さ……。

ただでさえ私は、年下の可愛い系キャラが苦手だというのに。

まあでも、歩夢の掲げる理想ってある意味プレジデントと似てるんだよなあ。

 

他のキャラは、採取した血液を主人公に与える時、口移しなんですが、何故か歩夢だけ、違うんですよね……。

まあ、この次のディスクのキャラたちはそういう場面すらないが。

ああ最後のディスクでもハマーはないか。

そういう場面のあるキャラの中では唯一、歩夢だけが口移しじゃないんですよ。

でも、良く考えると血を飲むって……気持ち悪くならんのか？

血液にはそう言う作用があるって聞いたけど。

飲むと気持ち悪くなるはずなんだよねえ、まあゲームだからいいか。

 

そんなこんなで、歩夢はお兄さんに、これからも理想を貫くと、誰かを不幸にして守ろうとするお兄さんを認めないと言いに行くんですよね。

まあ、無理だけどね……。

うん、無理なんだよ、皆を幸せにってのは。

誰かの犠牲の上に成り立ってるんだよな、ホントさ。

 

そして、この後にマザーという名で女性が出て来るんだけど。

これって、このディスクの真相ルートを全部見ると出て来るのかな。

一応、このディスクの総評のところで書きます。