TOKYO ヤマノテ BOYS Portable SUPER MINT@九条拓海
- Feb 2, 2013
- Posted by 紅希
- Category : 乙女ゲーム TOKYO ヤマノテ BOYS Portable SUPER MINT 九条拓海
評価:★★★☆☆
九条拓海-くじょうたくみ-(CV:遊佐浩二):
公式サイトより転載↓
Entry NO.06 目黒代表 冷静沈着エリート騎士
年齢:18歳
血液型:A型
身長:190㎝
体重:78㎏
誕生日:4月27日
地元(活動拠点):目黒
学校:私立 山城学園高等部 3年F組
趣味:クレーン射撃
特技:剣道
嫌いなもの:暴力
告白の特徴:正面から堂々と申し込む正統派
拓海との恋は……
騎士のごとく貴女を大事にしてくれる拓海。
それはあくまで、貴女がプリンセスだから
という義務感のよう。
その壁を、超えることができるのか?
↑公式サイトより転載 ここまで
エンディングは三種類。
ノーマルエンド、恋愛エンド、真エンド。
真エンドは、ノーマル、恋愛の両方のエンドを見ないと開きません。
続きからはネタバレありです。
真相エンドのネタバレもありなので、未プレイの方はご注意下さい。
恋愛エンド:
確かに、騎士のごとく守ってくれますが……。
拓海は、日本語が可笑しいと言うか。
どうやら母親や妹に、違う意味で教えられてるらしい言葉が、かなり、ね。
本来の意味が分かってて聞いてると、おいおい、って感じになりますが。
なんだっけ、男女交際の別称だと教えられていたという言葉。
まあとにかく、同衾とか、全然違う意味で使いますからね。
頭がいい設定なんですが……頼むから一度辞書引いて! と思いました。
ユーザーのそんな願いは、FDでイエスが言ってくれますが。
うんホント、一度辞書引いた方がいいよ、拓海。
拓海は天然、なんだろうな。
遊佐さんのこういう役って珍しいですよね。
某薄桜鬼の左之さんのような感じの役のイメージが強いので、吃驚しました。
拓海は、拓海の家の周りに拓海目当てで集まってきている女の子達が、何のためにそこに居るのか分かってないんですよね。
鼓舞してくれている、とかなんとか言っていた。
だから、律儀にありがとうとか挨拶してるし。
女性と付き合ったことは全くないらしいですしね。
まあねえ、付き合う=結婚と思ってるので、簡単には付き合えませんよね。
TBYも拓海曰く、将来の伴侶を捜すための大会、らしいですから。
違うよ! と思わず突っ込んだのは私だけじゃないはず。
TYBの大会中に、家族に紹介されますからね!
拓海の妹とお母さんは良いキャラです。
主人公とメアドの交換をする、母親と妹。
この時、母親のメアド登録が上手くいかなくて、主人公の携帯を借りて、母親が登録するんですが。
これがね、真エンドで生きてきます。
ちゃんと主人公が返して貰った携帯を見て、驚いた様子を見せてるんですよね。
それが重要です。
恋愛エンドのルートでは何でもない事が、真エンドルートでは重要だったりってのが結構あります、このゲームは。
あれか! と分かるようにはなってますけどね。
追加シナリオは、面白キャラな拓海じゃなく、真面目な拓海らしいシナリオでした。
面白キャラの方のシナリオだったらどうしようかと思ったよ。
拓海らしいシナリオで良かったですよ。
あんまり詳しく書きたくないんですよね、追加シナリオについては。
他の部分は、PC版が出てからもう随分経ってるし、PC版の感想でも色々書いてますから。
拓海のシークレットテイルは面白いのが多いですよ。
イエスに「なんじゃこりゃ~!」と叫ばせることが出来るのは、拓海だけでしょう。
イエスが叫びたくなるのも分かるけどね、あれは。
お土産を貰えると言う事でちょっと嬉しそうだったイエスですが、貰ったのが変身セットじゃあね(笑)
イエスの貴重なちょっと嬉しそうなシーンだったのにな(笑)
流石拓海だ! と思ったよあれは。
真相エンド:
当然こちらでも、ウイルスだのワクチンだのは全く関係ありません。
拓海の真相ルートでは、暴動の黒幕も分からないし、暴動を煽ってる人物が居る事も分かりません。
恋愛ルートの方でもあるんですが。
喧嘩してる、二人が居て、片方が一方的にやられてるような状況で。
まあ自業自得なんですけどね、本当に。
どっちもどっちなので、放置すればいいのに、放っておけないよ! とその一方的にやられてる方を助ける主人公。
当然絡まれて、拓海が助けてくれます。
でまあ、これで拓海はその相手に恨みを買ってしまうんですね。
このディスクの主人公は、こういう部分が結構全面に出されてましたね。
割と、ん? と思う事が多かった。
悠斗とイエスのルートの主人公は、包容力がある感じで良いんだけど。
気の強い主人公は嫌いじゃないが、何も出来ないのにああいうところに首を突っ込むのはどうかと思う。
何も出来ないなら大人しくしてた方がいいな。
そういう主人公は人気ないのは知ってるけどね。守られてばっかりって言われるんだよねえ。
いや、何も出来ないのに、首を突っ込むくらいなら大人しくしてた方が……。
この件だって、放置しておけば、拓海が恨みを買う事はなかったんだよね。
で、主人公が一人になったところを狙われて、主人公を囮に、呼び出される訳です、拓海が。
主人公が人質に取られる状態なので、一方的に殴られるんですよね、拓海。
何でこのディスクはこう、痛々しいのが多いのか。
主人公は、家に電話することになるんですよね。
遅くなるから、と。
余計なことは言うなと見張られてる状態なので、今の状況を話すことは出来ません。
ただね、「お父さん」と言う風に登録してあったのが、拓海のお父さんなんですよね。
そう、拓海の母親が主人公の携帯に、拓海の父親の携帯を登録したんです。「お父さん」でね。
主人公を浚った奴等は、それが本当のお父さんだと思ったんですよね。
主人公から拓海の父親に電話がかかること自体が普通じゃないので。
察してくれる訳です。
拓海の父親は、警察の偉い人とかとも知り合いなので……うまくいく訳ですね。
まあ、拓海は殴られてボロボロですけどね。
一応この件も、都内が荒れてる、というのに起因するので、全く関係ないとは言えませんが。
真相の本筋には全く絡まないですね。
このディスクは、伊織以外は、こんな感じです。
なので、何となく、うーん、って感じなんですよね、やっぱり。
多少なりとも真相に関わらないと、ね。
何も分からないじゃん! と思いました。
HMだと、確かにどの真相ルートも同じようになってしまってたけど、でもちゃんとどのルートでもウイルスの事もワクチンの事も分かったからね。
せめて、この暴動を煽ってる人物が居る、程度の事は分かって欲しかったなあ。
そう言う意味でも、このディスクは色々残念ですね、ホント。