雪月花

UBWが一番好きですね。
Fateはセイバーと士郎はつくづく似たもの同士なんだなと思いました。
士郎なら分かってくれると思ったと言うあたりの橋の上でのやり取りは泣いたなあ。
このルートで驚いたのはセイバーの正体でしょうか。
アーサー王が女性だというのには吃驚した。
そういう伝説上の人が実は女性かもというのがあったりはしますが、アーサー王に関してはそういう話を聞いたことがなかったので、ホント吃驚した。
Fateルートの最後は、セイバーと士郎ならあの結末だろうなと納得しましたね。
アーチャーはセイバーを解放することが出来なかったみたいなので、此処の士郎はやっぱり元は同じでもアーチャーとはもう別なんだなと思いました。

UBWは、アーチャールートと言ってもいいルートだと思います。
このルートのランサーはカッコいいですよね。
ホント良い兄貴だよなあ、ランサー。
ただ私ク―・フーリンって知らなかったんですよね。
ケルト神話自体知らないんですが。

UBWではやはり「理想を抱いて溺死しろ」というアーチャーの台詞が有名でしょうか。
凛を裏切ったアーチャーと士郎が戦う場面がありますよね。
あの場面で、アーチャーが士郎に凛の事を告げる場面があります。
今頃は云々～って言うあれですね。
此処PC版とPS2版では台詞が違うんですね。
此処のPC版の台詞は結構キツイのがあるんですが、でもそれが返ってアーチャーを表してる気がするんですよね。
そうやってわざと酷い言葉を選んで、そうして距離を置いてる気がするんです。
痛いやり方ですけどね。
相手も自分も傷つきますが、あのセリフはアーチャーを良く表してたと思うんですよ。
PS2版ではなくなってましたが。
相手を自分の間に線引きするとき、どちらもが痛みを伴うやり方を選ぶんだなあと。
退路を断つ、とでもいいますか。
どうやっても後戻り出来ないようにしてる気がしたんですよね、PC版をプレイした時。
そういう部分が台詞を削ったり変えたりしたことでPS2版は薄れた気がして、それでPC版が好きなんですよね。

Fateルートの、キャスターがセイバーを攫った時の台詞も、変わってますよね。
あと、HFも桜が間桐の家に貰われた後されていた事も一部PS2版では省かれてる。
まあHFは15禁では無理があるよなあとは思います。
全てが18禁と言ってもいいルートですからね。

イリヤは外見があれなので、士郎の妹にしか見えませんが、姉なんですよね。
HFの最後で弟を守るのが～って台詞があるのではっきり分かるのはその場面だけかな。
だから、セイバーはイリヤのの事が分からなかったんですよね。
アイリスフィールと切嗣の娘にしては幼いから。

士郎の考え方には賛同出来ないけど、アーチャーはやっぱり好きですね。
痛々しい生き方（生きてないけど）ですけどね。
だからこそ、好きなのか。
でもランサーみたいなタイプも好きなんですけどね。

PC版とPS2版では決定的な違いがあります。
士郎とセイバーの間にパスが通ってるか通ってないか、ですね。
PC版はパスは通ってるけど、士郎の魔力が足りないんですよね。
PS2版はパス自体が上手く通ってないという設定でしたね。
この違いは結構重要だと思う。

いわゆる性行為でパスを通すことも可能なんだろうと思う。
凛と士郎の間にパス通したからね。
ただ此処で一つ疑問が。
性行為によって男性から女性へは魔力補給出来ますよね。
まあ、男性は自分の○液を売ってお金に変える人もいるという説明がゲーム中にあるので、まあそれ自体が魔力の塊みたいなもんだから、それを……って事で魔力補給になるんだろう。
ただ、女性から男性への場合はどうなの？
凛と士郎はパスを通す為にだったけど、魔力補給も出来るのかな女性から男性に。
それがいまいち良く分からないんですよね。
出来ない事はないんだろうとは思うんですけどね。
それは想像でしかないから、本当のところどうなのかなと。
知りたいんですが、未だに分からないままです。

まあ、分からない事は他にも多々あるんですけどね。
このゲームは文章を読むのが苦手な方には向かないゲームですね。
言い回しも独特なんで、苦手って人はとことん苦手でしょう。
PC版よりはPS2版の方がまだ分かりやすいかなとは思う。
私はPC版が好きだけど。