幻想水滸伝5
幻水5はゲオルグの物語だとも言えます。
公式の攻略本にそう書いてある通り、ゲオルグの物語でしょう、これは。
幻水2をプレイして、41歳ゲオルグの事を探偵に調べさせた人は分かるかと思うんですが。
幻水2の探偵の調査で「ファレナには近づけないらしい。女王殺しと言われているようだが……」というような調査結果が出るんです。
何度目だったかな。
その真相が明らかになるのが幻水5ですね。
幻水1では六将軍として名前だけ出てきて、2では本人が登場し、5になったら彼の過去が分かる、と。
重要人物なんでしょうか、実は。
と勘繰りたくなりますが。
出身地何処でしょうかね。
幻水の世界観を見て居ると、苗字に当たるものがある人ってのは大概ある程度の地位の人なんですよ。
カイルとか、カイルだけだしね。
女王騎士でもそうなのに、ゲオルグにはあるんですよね。苗字に当たるものが。
ゲオルグ＝プライムとなってますから。
彼の正体は！？ と深読みしたくなるんですよね、ホント。
本当に重要人物かもしれない。
未だ明らかにされない、ナンバリングの幻水全てに関わってきている、ハルモニアという国の事は早く知りたいですね。
幻水5は、ロードがものすごーく多く、しかもロード時間が半端なく長い！
この辺りは○ナミさん、FFを見習って下さい。
正直イラつくほど、PS2壊れたんじゃないかと思うほど、ロードが長い！
テイルズもロード長いと言われてますが、私は幻水5程ロードにイラついたゲームはないです。
あと、ソルファレナはホント、迷います。
広い上に分かり難い。
マップ必要ですね、ホント。
戦闘も単調過ぎてレベル上げに飽きるのも問題かなあ。
ホント飽きるんだよ。
幻水5は特に、リヒャルト、ベルクート、ゲオルグが居れば正直他居なくていいよってくらいですからね。
ゲオルグは途中ずっと居ないんであれですが、リヒャルトとベルクートのパリングはかなり使えます。
ゲオルグの場合は武器ガードですね。
彼は伝承スキルを明鏡止水まで上げると、かなーり強いです。
正直半端ない強さです。
すごーく、時間掛かりますが。
この三名に関しては戦闘バランス大丈夫ですかと聞きたくなる程に強いです。
以下ネタばれありのため隠します。
幻水5は珍しく主人公が真の紋章を宿さなかったですよね。
真の紋章の太陽の紋章の力を抑えるためにあるんですかね、ゲーム見た限りだと。
黎明の紋章と黄昏の紋章。
太陽の紋章よりもこの二つが関わってくるゲームですね。
真の紋章に近いものではあるんだろうな。
それ相応の力はあるというようなことをレックナートが言ったような気がするし。
黄昏の紋章に関しては、かなり悲しいというか切ないというか。
最後の最後で明かされますが、黄昏の紋章は宿主の命を削って行く紋章って事なんでしょうね。
サイアリーズの死は、黄昏の紋章に命を奪われたからなんだろうな。
ソウルイーターのような紋章だ。
サイアリーズの次にリオンが宿す訳ですが。
最後には幻水お約束のあれがあります。
ええ、リオンが生き返るかどうかってのが！
当然108星は全員そろえないと駄目です。
揃ってないともれなくバットエンドです。
ただ、バットエンドも見るのもいいかと。
いや、うん……狙ってるだろう○ナミさん！ と言いたくなるバッドエンドがあったり。
ゲオルグが王子を抱きしめるシーンが（笑）
バッドエンドでしか見れないものですが思わず、狙ってるのか？ と呟いてしまった私はやっぱり腐女子なんだろうな。
それと幻水5は見えませんが好感度があります。
好感度が高くないとベストエンドへと行けません。
王子が女王騎士になるエンドとゲオルグとリオンとともに旅立つエンド。
リムスレーアの好感度が低いと、女王騎士になるエンドが出ないんだったかな？
リムスレーアとリオンの好感度は上げておかないと、駄目です。
好感度見えないのが困りますけどね。
さて、ではやっぱりゲオルグについて語りましょう。
ゲームで見ている限り気さくな人ですが、そのせいなのか、彼の懐の奥底には絶対に誰も入れない印象を受けたんですよね。
ストイックなイメージがある訳じゃなく、どちらかと言うと遊び人だろうという印象があるのに、何と言うかうん。
女性に対しても本気になりそうにないというか、何と言うか。
孤高の人っぽいんですよね。
ゲオルグの懐の奥底に入れる女性ってどんな人なのか、想像がつきません。
男性の方がいいのかなと思う。
フェリド何かは入れていた数少ない人でしょう。
あと、カイルなら入れる気がするんだ、何故か。
カイルも女性に本気になるイメージがないんですけどね。
カイルの場合は上手く自分の本心ってのを軽い言葉と態度で隠してる感じです。
だから彼の本心は掴みにくい。
ゲオルグは隠す云々じゃなく、壁があるんですよ。分厚い壁が。
どんなに体当たりしても壊せそうにない壁が。
その内に入れてくれる時だけ開く壁がある気がする。
カイルのように隠してる場合は、見出すことも出来そうですが、ゲオルグの場合分厚い壁に遮られてて見ることさえ出来ない感じがするんですよね。
得体が知れないとカイルが表現してましたが、まさにその通り。
本当に得体が知れない。
戦いに身を置く以外の生き方が出来ない人で、一か所に留まれない。
そのせいで掴みどころがないのか、ホント風のような人だと思いますね。
でも幻水2でこれはわざわざイベント起こさないと駄目なんですが。
仲間になる前にゲオルグと話す事が出来るんですよ。
ネクロードと戦う前夜、ナナミが逃げちゃおうかって主人公に言うんです。
そこで逃げるを選択するとナナミの他に二人仲間がついてきて逃げるんですが。
主人公が途中で体調が悪くなり、魔物に襲われてーーそれをゲオルグが助けるって場面があるんです。
ただ、このイベント起こすと、リドリーが命を落としてしまいますが。
代わりに息子が入ってくれるので108星は揃うんですけどね。
ちょっと苦いイベントですが、これを起こすとゲオルグがちょっと語ってくれるんです。
その時「全てを捧げてもいいと思った人も居た」と言うんですよ。
だから本気になることもあるんだろうけど想像が出来ない。
というかそう思ったのに何故41歳で独り身なんだ。
そう考えるとやっぱり、とも思ってしまうんですよね。
ホント掴みどころのないキャラです。
でも好きですが。
カイルとは良いコンビになれると思いますね。
カイルは上手い事ゲオルグの奥底まで入り込みそうですからね。
カイルが軽い口調と態度で隠してる本音もゲオルグなら見破りそうだし。
この二人のコンビがかなり好きだったりします。
というかゲオルグって本当に幻水5の時29歳ですか？
何と言うかうん、達観しすぎてるというか、落ち着き過ぎてるというか……オヤジですよね。
好きですが。
後はそうですね。
リムスレーアについてちょっと。
姫様ですが、10歳という幼さなのに、彼女は次期女王としての自覚をしっかりと持った人ですよね。
アルシュタートも優しくも厳しく彼女を女王にふさわしく育ててる。
ゲームをしていると王族としての自覚のない王族ってのが結構居るんですが、リムスレーアの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいと思う。
10歳なのに彼女はホント自覚してますよね。
その若さで女王にならなきゃならない時も、自分は女王になる者だと覚悟してたからみたいな事を言うんですよ。
10歳の女の子が！ 両親を失って、自分が女王にならなきゃならない戴冠式の前に。
凄い切なかったですね。
初めて王族らしい王族を見た気がしましたゲームで。
ただその分本当に切ないですけどね。
泣いたら負けだと必死に耐える姿は本当に切なかったですよ。
でも彼女は幼くてもちゃんと女王でした。
幻水2をプレイしてゲオルグの「女王殺し」の真相が知りたかったらプレイしてみるといいんじゃないかな。
幻水では初めて声がつきましたが、主人公は喋りませんけどね。