TOKYO ヤマノテ BOYS Portable SUPER MINT@総評
- Feb 6, 2013
- Posted by 紅希
- Category : 乙女ゲーム TOKYO ヤマノテ BOYS Portable SUPER MINT 総評
評価:★★★☆☆
攻略対象キャラ:
桐嶋伊織(CV:鈴木達央)
九条拓海(CV:遊佐浩二)
ルーシー(CV:梶裕貴)
攻略対象外キャラ(他ディスクで攻略可能):
琉堂イエス(CV:浪川大輔)
諸星哲(CV:鳥海浩輔)
濱田慎之介(CV:諏訪部順一)
二之宮悠斗(CV:鈴村健一)
岬虎太郎(CV:森久保祥太郎)
百瀬歩夢(CV:代永翼)
総評:
PC版の時は初見だったんですが、それでもこのディスクに張られている伏線が大き過ぎる事が気になってました。
この後のディスク、DARK CHERRYをクリアした後でこのSUPER MINTをプレイすると……イエスと某キャラとの絆の深さってのをまざまざ見せつけられる気がして……。
これは、DCをプレイしてからやるのと、プレイ前にやるのとではかなり評価が変わりそうなディスクですね。
まあどちらにしろ、DCの伏線が大きすぎる事に変わりはありませんが。
全部知っててプレイすると、このディスクの総評が書き難い事書き難い事。
DCのネタバレまでしてしまいそうで……困ります。
なので、この話題はこの辺にして、追加されたシナリオについて。
追加シナリオは、良かったです。
それぞれのキャラらしいシナリオで。
ホント、追加シナリオが、まるで最初からあったかのようになじんでるのが凄いなあ。
真相ルートの総評については、続きからに書きます。
ネタバレありですので、ご注意を。
真相ルートは、HMで出てきたウイルスやワクチンとは全く関係なく、都内で起きている暴動について、ですね。
伊織の真相ルート以外では、この暴動を陰で煽っている存在の事は分かりません。
暴動を陰で煽っている存在が伊織の妹で。
一生病院暮らしをしなければならない彼女の孤独、寂しさと言ったものがまあ、根柢にあったわけなんですが。
ずっと病室から出られないですからね。
可笑しくなるのも無理はないのかもしれません。でも、もやもやするんですよね、この真相ルートは。
伊織の妹が一生病院で過ごさなきゃならなくなった過去の事故。
それに関わった大学生は、声だけ出てきましたが……中の人で誰なのかはまあ分かると思いますが、一応伏せておきます。
ウイルスやワクチンと言った、HMで明かされた事と全く関係ないように見えますが。
このSMの真相ルートは本筋にかなり深く関わってます。
ウイルスの方は、まあこの事件があろうがなかろうが関係ないですが、ワクチンの方は……伊織の妹が一生病院で過ごすことになった事故が、始まりと言ってもいいかと。
ワクチンとなった人物、と言った方がいいかな。
そしてこの暴動の切っ掛けとなったイエスの行動。
あちこちで暴れているというのですが、それを見た人の証言ってのがあったりします。
「何かを捜しているようだった」と。
何を捜していたのかは、このディスクのシークレットテイルを見ると分かるわけですが……。
まあ、殺人鬼ですね、捜していたのは。
殺人鬼となってしまった人物、と言う方が正しいですが。
イエスとその人物の関わりも、次のディスクで明らかになります。
イエスがその人物と深い関わりがあったために、殺人鬼を、その手で、ね……。
HMで説明ありますが、普通の人にはワクチンである殺人鬼を倒すことは出来ないです。
じゃあなぜ、となりますが、その辺はシークレットテイルで説明があります。
真実の愛があったから。
イエスと殺人鬼の間にあった絆故に、イエスは捜していたはずの相手を殺せてしまったというなんとも皮肉な事に。
DCプレイしてなくてもこの辺の事はシークレットテイル見ると分かりますが。
DCプレイしてると尚更、もう、ね!
そのせいで、SMの真相ルートも恋愛ルートも、色々弱くなっちゃうんだよねえ。
どうしてもイエスと殺人鬼の関係の伏線が、ね。
伏線張る必要があるのは分かるんですが、もう少しどうにか出来なかったかなあといつも思います。
ウイルスを作ったプレジデントと、ワクチンを作ったマザー。
この二人も知り合いなの? ってなりますね、シークレットテイル見てると。
ワクチンが何故殺人鬼になってしまったのか、というのとも、関係あったりします。
まあ、殆どの事は次のディスクDCで明らかになりますが。
シークレットテイル見ないと分からないものも、多いんですよね。
DCの内容まで知ってると、ホントこのディスクの事は書き難いです。