Home > Blog > TOKYO ヤマノテ BOYS Portable DARK CHERRY@琉堂イエス

Blog

TOKYO ヤマノテ BOYS Portable DARK CHERRY@琉堂イエス

評価:★★★★☆

 

琉堂イエス-るどういえす-(CV:浪川大輔):

公式サイトより転載↓

Entry NO.07 六本木代表 スーパークールな暴君

 

年齢:17歳

血液型:A型

身長:182㎝

体重:66㎏

誕生日:8月3日

地元(活動拠点):六本木

学校:私立 御門高等学校 2年F組(停学処分中)

趣味:犬に餌(肉)をやる

特技:スポーツ全般/喧嘩

好きな食べ物:肉

嫌いなもの:束縛

告白の特徴:時々エロく、基本は飾らず直球

 

イエスとの恋は……

ドSなイエスに迫られ苛められ

波乱万丈のデート模様。

けれど、常に一人でいようとする彼の孤独に

気づいたとき、恋の道筋が見え始める……。

↑公式サイトより転載 ここまで

 

エンディングは三種類。

ノーマルエンド、恋愛エンド、真エンド。

真エンドは、ノーマル、恋愛の両方のエンドを見ないと開きません。

 

続きからはネタバレありです。

真相エンドのネタバレもありなので、未プレイの方はご注意下さい。

 

恋愛エンド:

「うぜぇ」「だりぃ」「めんどくせぇ」の三つで、大抵の会話が済んでしまうキャラです。

溜息ついて「うぜぇ」だけしか台詞がないこともあったなあ。

人の名前を覚える気がないらしく、ヤマノテBOYS達の事も、あだ名で呼びます。

このディスクのキャラだと、哲さんはサル、ハマーはわかめ。

ハマーのわかめは髪型のせいでしょうね。ああいう髪型のキャラはわかめと言われる運命なのか……。

ハマーに対してはもう、それこそひどい扱いですね。

ぶっ殺すというのも良く言いますが、ハマーに対しては特に多いな。

ハマー関連で面白かったのは、「埋葬してやろうか」でしょうか。

殺すという作業すらすっ飛ばして埋葬ですか、と思いましたね。

その後確か主人公に対しても「埋めるぞ」と言ってた気がします。

序盤からもう、何というか罵られまくります。

プリンセスだかなんだか知らねぇが、誰もが優しくしてくれると思うなよ、とか言うしね。

とにかく際どい台詞の多いキャラです。

俺を選べとかなり強引に迫って来るくせに、実際選ぶと驚いた顔をする、というね。

ハマーに対しては恐らく本気だろうけど、他のキャラに対する酷い言いようは、自分から遠ざけるためのもの、なのかな。

シークレットテイルを見ると、一応常識的な感覚は持ってることが分かります、あんなキャラですが。

自分みたいな奴には近づかないのが普通だろとか言ってますし。

まあね、正直プレイ開始当初は、こいつと恋愛なんて出来んのか? と思いましたよ、ホント。

公式サイトから転載した、イエスとの恋は、のところにあるように、イエスが抱えている孤独ってが見え始めると、やっと糸口がつかめた感じがしましたね。

それまではもう、やってられっか! と言いたくなるキャラですから。

私がS属性なので、S属性キャラとは相性が悪いって事もあるから余計なんでしょうけど。

イエスはTYBに参加するようなキャラではないので、何故この大会に参加したの? ってなりますが、理由があったりします。

その理由故、自分自身に言い聞かせてる感じがあるかな。

そのせいで主人公への想いを中々自覚出来ない感じですね。

TYBで主人公を通して、初めて「好き」という感情を知ったくらいですから、仕方ないのかもですが。

序盤はホント、こいつと恋愛なんて無理だろ、と思いますが、大丈夫です、甘いです、ちゃんと。

 

追加シナリオですが。

合同デート一日目、二日目の打ち合わせ終了後に攻略キャラと会うんですが。

これは他のキャラも共通で、大体他のキャラの時は、ここで駅まで送ってくれたりするんですが、そこは俺様イエス様です。送ってくれません。

三日目にある追加イベントでも、色々ありますよー。

すんなりと一緒に過ごすなんて出来ません。

そのくせ、ああいう事をやるからこいつは全く。

ま、イエスが主人公と一緒にファミレスに行くってだけでも吃驚ですからね。

でもまあ、イエスらしいと言えばイエスらしいんだろうな、うん。

 

ああそうそう、大事な事忘れてました!

イエスと言えば、いつも傍に犬がいるんですが、「犬」という名前の犬が(笑)

何故なのかナチュラルに、イエスはその犬と会話出来ます。

喧嘩もします。

他の犬の言葉も分かるのか、その犬限定なのかは分かりませんが、何故か犬と会話出来る暴君。

イエス曰く、飼ってる訳じゃないらしいです。勝手に寄ってくるらしい。

という割には、懐いてるように見えますけどね。

 

真エンド:

SMでもちらちら見えていた、イエスと殺人鬼の関係が分かるルートです。

殺人鬼は来栖恭平と言う名前で、イエスと知り合いです。

イエスと恭平が知り合ったのは、イエスが中学に上がって直ぐくらいらしい。

イエスが喧嘩していたところに通りかかった恭平が止めたのが出会いですね。

そして恭平はイエスが抱える孤独に気付き、イエスを救うと、傍に居ると宣言します。

恭平はすでに、伊織の妹関連の事件を起こした後で、イエスは、伊織と纏う雰囲気が似ていた。

しかも、伊織が恭平に放った言葉とそっくり同じ言葉を、この時イエスも言うんですね。

それは恭平に向けられたものじゃないけれど、でも、恭平がイエスに伊織を重ねるには十分だったんだろうな。

イエスを救う事は、伊織と伊織の妹への贖罪だったんだろうな。

だから、イエスの存在は、恭平にとっては救いだったんです。

そして、イエスにとっても恭平は特別になるわけですね。

壊す、という事でしか人との繋がりを作ってこなかったイエスが、初めて暴力以外で繋がった相手。

そして恐らく恭平は、イエスの心の内に入り込んだ唯一の人間だったんでしょう。

イエスにとっては、抱えてた孤独を癒してくれる特別な存在。

共依存の関係なんですよね、この二人。

4年と言う年月を経て、やっとイエスは恭平に心を開く訳です。

そしてそれを実感した恭平は、ほっとしたんでしょうかね。

それと同時に、気付いたのかもしれない。

イエスを救っても、罪の意識が軽くなることはない、と。

変わらないんですよね、結局は、何も。

で、恭平はイエスの前から姿を消すわけです。

ワクチンになることを決意し……それと同時期にイエスが何かを捜すかのように暴れ始める。

信じたんでしょうね、傍に居ると言った恭平の言葉を。

なのに、何も言わずに突然恭平は姿を消すわけで。

そりゃ捜しますよ。

そして、合同デート三日目、主人公を駆除するために現れた殺人鬼とイエスが対峙するわけです。

イエスの名を呼ぶんですよね、恭平が。自我はもうないはずなのに。

名前を呼ばれてイエスはそれが恭平だと気付く訳です。

捜してた人物が変わり果てた姿になって現れたわけですから。

しかも、殺人鬼なんて呼ばれてる。

青少年の更生が趣味みたいな奴、だったはずの恭平が、ですよ。

何があったんだよ、となりますよね。

実際、合同デート終了後、イエスは結構荒れますね。

その辺はシークレットテイルでしか見れませんので、ぜひ。

というかこのゲームシークレットテイル見ないと分からない事多いからね。

恭平がどういう理由かは分からないが、主人公を狙ってる事に気づいて、イエスは主人公を、恭平を誘き寄せる為の囮にします。

主人公と恭平が対峙しているところにやってきたイエスにそう告げられ、それによって主人公の中のウイルスが覚醒します。

悠斗が、真実を教えてくれますが、この時悠斗が、イエスが主人公を囮にした事を許せないっていうんですよね。

HMプレイ済みの方は突っ込みたくなりますよねー。

お前も同じようなことしただろ! と。

イエスと恭平は、4年以上の付き合いがあって、だからまあ、恭平を誘き寄せる為に主人公をってのは分からなくないんですよ。

むしろ悠斗の、殺人鬼に嫉妬して主人公を殺人鬼を誘き寄せるエサにしたって方が、酷い気がするよ。

恋愛エンドの方でも書きましたが、イエスは基本的に人を名前で呼びません。

あだ名でしか呼びません。

そんな中恭平と主人公の事だけは、名前で呼ぶんですよね。

それだけで、イエスにとってこの二人がどれだけ特別かってのが分かる。

しかも、恭平とイエスの繋がりは、浅いものじゃないから。

イエスにとって大切な二人は、片方は殺人ウイルスで、片方はそのウイルスを駆除するワクチンで。

両方を助けるって事は、可能かもしれないが、時間がない。

大切な存在二人を天秤に掛けて、どちらを守るかという選択をすることになります。

まあ、乙女ゲームですからね、主人公を選ぶわけですが。

ここね、バッドエンドでもいいから、イエスが恭平を選ぶというのが見たかった。

だってねえ、イエスと恭平は出会って4年以上ですよ。

恭平が散々殴られ病院送りにされ、やっとイエスの心の内に入り込んだからこそ、主人公はイエスと恋愛出来たんだろうし。

恭平の存在がなかったら、イエスは恋愛なんて絶対出来ないキャラですからね。

普通に行けば、イエスは恭平を選ぶ方が自然なんです。

だからね、バッドエンドでもいいから見たかった。

 

大切な存在二人のどちらか守れないと言う状況に葛藤するイエスは、シークレットテイルのみでみれます。

恭平にとっては、生きることが救いにはならないですから、イエスの手でってのは良かったのかもしれない。

でも、残される方の事を考えると、ね。

恭平は自我がなかったとはいえ無関係の女子高生を何人か殺しちゃってますからね。

罪を背負って行くことに耐え切れなくて、ああいう選択をしたんですから、更に重い罪を背負うのは……難しいでしょう。

だから、恭平にとっては救いだったんでしょうけどね。

イエスはねえ……大切な存在を守る為とは言え、大切な存在をその手に掛ける訳ですから……。

何でどっちも助かるという選択肢がなかったのか。

恭平の元へと向かうイエスのモノローグがまた切ないんだよ、ね。

もう、殺したくないだろ、って言うのがさ、ああもう、ホント恭平の事分かってんだなって……。

ホントこの二人の絆を見せつけらると切ないんですよ。

殺したくなかったんですよ、恭平は。誰も、ね。

主人公がウイルスをまき散らす存在だとしても、人殺しなんてしたくなかった。

恭平は駆除対象が人だとしらないまま、ワクチンになってますからね。

恭平もねイエスの事良く分かってたよね。

ホント、イエスと恭平どちらもが幸せになれる結末はなかったのかなあ。

私は、この二人がセットで好きです。

Utility

Calendar

2024.11
S M T W S F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Search

エントリー検索フォーム
Keyword

Category

User