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TOKYO ヤマノテ BOYS Portable DARK CHERRY@諸星哲

評価:★★★★☆

 

諸星哲-もろぼしてつ-(CV:鳥海浩輔):

公式サイトより転載↓

Entry NO.08 上野代表 頼れる江戸っ子お兄ちゃん

 

年齢:18歳

血液型:O型

身長:177㎝

体重:64㎏

誕生日:7月8日

地元(活動拠点):上野

学校:都立 金龍寺高等学校 3年4組

趣味:神輿担ぎ/日曜大工

特技:野球(ピッチャー)

好きな食べ物:カツ丼

嫌いなもの:悪い奴

告白の特徴:照れながらもストレートに潔く

 

哲との恋は……

おおらかで包容力のある哲とは、

一緒にいるだけで元気をもらえそう。

恋に鈍感な彼が、一人の女性として

貴女を意識するのは一体いつなのか?

↑公式サイトより転載 ここまで

 

エンディングは三種類。

ノーマルエンド、恋愛エンド、真エンド。

真エンドは、ノーマル、恋愛の両方のエンドを見ないと開きません。

 

続きからはネタバレありです。

真相エンドのネタバレもありなので、未プレイの方はご注意下さい。

 

恋愛エンド:

暴君イエスと変態ハマーという厄介なキャラたちの中の唯一の良心です!

もうね、このディスクは哲さんが居ないと成り立たない。

何故か哲さんと、さん付で呼んでしまいます。

感想を検索すると、イエスに様付してる方は多いが、哲にさん付してる人はいないのね。

だって、哲さんのお陰で成り立ってるじゃないか、このディスクはホント!

哲さんは、まさに頼れるお兄ちゃんです。

弟が4人居るんだったかな。

その弟たちの面倒を見てるだけありますよね。

ホント、面倒見がいいです。

ただ、そんな哲さんでも、ハマーに対しては結構、ね。

キツイ、というか。ハマーに対してだけは、イエスと良く意見があってますね。

まあ、そうだろうな、うん。

哲さんの恋愛ルートは、切なかったなあ。

おじいさんとのエピソードが、ね。

ヤマノテBOYSの皆が、駆けつけてくれるのもいいよね。

哲さんと言えば、霊感ですね。

霊感を持ってて、霊が見えるだけじゃなく、魂まで見えるらしい。

そのせいで、奇異な目で見られることが多かったようで。

中々、理解してくれる人がいなかったようなんですね。

表向き理解してくれるようなことを言っても、哲さんは魂が見えてしまうせいで、本当はどう思ってるか分かってしまうようなんですね。

結局は理解出来ないってのが多く、でもまあ仕方ないとは思ってたようですが。

その辺を理解するというのが、ポイントですかね。

 

追加シナリオは。

哲さんの能力関連についてより一層掘り下げられてるというか。

霊関連のエピソードが追加されてました。

それに対する主人公の答えがまたいいですね。

このゲームの主人公は、二作目以外は割と好きです。

二作目のディスクの主人公は、気が強い部分が強調されててあんまりですが。

うん、こういう応対するのがいいんだよね、と思いました。

中々いいエピソードでした。

 

真エンド:

哲さんの真エンドは、イエスルートで分からなかったことが分かります。

ウイルスと作ったプレジデントとワクチンを作ったマザーの関係。

そして、ワクチンだったはずのキラーナイチンゲールが何故殺人鬼になってしまったか。

プレジデントとマザーが知り合いらしいってのは、他のルートでも分かるんですが。

どういう知り合いなのか、何故対立してるのかが分からないんですよね。

それが、このルートで分かります。

主人公のウイルスの覚醒は、主人公が殺人鬼に襲われているところに哲さんが助けに来るところですね。

マザーもその場に居るんですが。

結局、殺人鬼を退ける事も逃げることも出来ないと言う状況で、哲さんは、ずっと主人公の手を握っててくれるんですね。

一人ではいかせない、と自分も一緒に、と。

哲さんですよね、うん。

それを見たマザーが、二人を庇って殺人鬼に殺されます。

それまでは、諦めなさいとか言ってたのにね。

マザーが欲しくて仕方なかったものだったんですよね、哲さんが主人公にしてくれた事が。

そう願ったのに、叶えられなかった事だった。

だから、見殺しに出来なかった、んですね。

ワクチンを作った張本人なのにね。

哲さんが主人公と共に、という辺りで主人公が覚醒します。

最期の瞬間マザーが思い出すのは、過去の出来事。

プレジデントとマザーの関係が、ここで明らかになりますね。

プレジデントの目的は、恒久的な世界平和。争いのない世界、らしいです。

争いのない世界を作るにはどうしたらいいかというのの結論が真実の愛を持った人間だけが生きている世界にすればいい、というものらしい。

真実の愛を持っている人間だけならば、争いなんて起こらない、と。

うーん、まあ闘争心は本能だからね……失くすのは不可能だと思うけど。

居るよねー。こういう理想掲げるキャラ、RPGで見るよねー。

普通はまあ、無理だろうと思うんですが、プレジデントは諦めなかったらしい。

で、到達したのが、あのウイルスと、TYBらしいんですよね。

元々プレジデントとマザーは同じものを目指していたんです。

同じ大学で学んでいて、当時は恋人同士だったらしい。

で、ウイルスの一番最初の被験者がマザーだったんですね。

結果として失敗だったんですが。

このウイルスの被験者になった時にマザーは知るんです。

プレジデントが愛しているのは、マザーじゃなく、人間そのものなんだ、と。

自分はプレジデントを愛しているのに、同じ想いを返してもらえなかったことによる憎しみが、まあ彼女がワクチンを作る理由ですね。

マザーがワクチンを作ろうと思ったのは、決して世界を救うためじゃない。

単に、プレジデントの計画をつぶしたかっただけなんですね。

で、そのワクチンは、マザーの中にあったウイルスを元に作られていて。

想いで育つものですからね。

マザーのプレジデントへの憎しみが、元となったウイルスには込められていた。

結果、ワクチンとして誕生するはずだったキラーナイチンゲールは、殺人鬼になってしまい、無関係の女子高生を襲う羽目に。

マザーの気持ちも分からないでもないが、恭平に傾倒している私としては、恭平(泣)と思ってしまう。

ホント良い迷惑だよなあ……。

そのせいで恭平は殺人鬼になってしまったんだから。

イエスが、よりによって何でテメェが殺人鬼なんて呼ばれてんだよ、と言ってましたが、ホントそうで。

恭平が殺人鬼だなんて、あり得ませんからね、普通なら。

哲さんは、恭平も救おうとしてくれるんですよね。

その結果恭平は自我を取り戻すんですが……あんな風になるなら、自我なんて取り戻さない方が良かったんじゃ……。

自分の心臓から取り出した血を主人公に与えれば助かるからやれと、言うんですよね。

でも、君みたいな優しい子にそんな事させられないと言って、恭平は自分で自分の心臓を……。

そんなことになるなら自我なんて取り戻さない方が良かったと思いました。

結局恭平は助かる気がないってのも分かりましたけどね。

これでやっと終われる、ってのが恭平の本当の思いなんだろうな。

重かったんでしょうね、背負ってしまった罪が本当に。

ただただ背負っていかなければならないのが、ね。

魂が見えるという哲さんらしい真エンドでした。

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