明治東京恋伽@チャーリー
評価:★★★☆☆
チャーリー(CV:森川智之):
公式より転載↓
職業:奇術師
ヒロインを導いてくれる存在であり、物語のナビゲーター的な役割を果たす。
主人公をタイムスリップさせたのも彼の仕業。
チャーリーの他にも松旭斎天一(しょうきょくさいてんいち)という名を持つ。
公式より転載↑ここまで
以下ネタバレありの為、続きから
攻略制限あり。チャーリー以外の全員を攻略しないと、ルートが開きません。
チャーリーのルートだと、鴎外の家に居候することになりますね。
経緯は鴎外のルートとちょと違いますが。
そして、攻略キャラ全員とそれなりに絡みのあるルートでもあります。
進めていくと、チャーリーが実は人間じゃない、というのが分かります。
でもそれが分かる前から、チャーリーはどうも、主人公はチャーリー以外の人と幸せになることを望むような発言をするんですね。
まあね、彼は物の怪ですから、夕方から夜にしか姿を表すことが出来ません、から、ね。
彼と共に生きていくと言う事は、普通の生活が出来ないと言う事になりますから。
そりゃあ、ね、他の人とと思うのも分かる。主人公を想うなら尚更、ね。
物の怪だと言うのは分かるんですが、じゃあ、何の物の怪なのかってのは、現代へ二人で帰るエンドを見ないと分かりません。
主人公の携帯電話についている、狐の根付けの付喪神、ですね。
このルートで、物の怪ってのは、主と決めた存在の為なら何でもする、と。
しかも力を使いすぎると消えてしまうのだと、消えると分かってても、主の為ならば、力を使うらしいんですよね。
現代に一人で帰るエンドだと、チャーリーは帰ってこないんですよ。
それは、そういう事だったのかってのがここで分かります。
人でない上に、いつ消えるかという不安を抱えていかなければならない訳ですから。
どのルートもそうなんですが、甘い台詞も沢山あるんですが、何となく切ないのが多いですね。
それにしても、時々Mスイッチが入るチャーリーさんは、ちょっと怖いです。
主人公は元々、人には聞えないモノが聞こえたりしたらしいですね、現代でも。
そのせいで、仲間外れにされたりと、辛い思いもしてきたようで。
それを狐の根付けはずっと見てたんでしょうね。
小学校の頃はランドセルについてたらしいですし。
魂依の存在が認められてる明治なら、そういう能力を持った主人公も幸せに暮らせるんじゃないかと思い、チャーリーは主人公を明治へと飛ばしたようです。
[現代一人帰還エンド]
チャーリーは後で追いかけるから、って言うんですが、結局帰ってきません。
消えちゃったって事なんでしょうかね。
チャーリーと会ったことも、マジックによって明治に飛ばされた事も、忘れてるんですよね。
明治時代に行ってた事はかろうじて覚えてても、どうやって行ったかを忘れてましたね。
それは、チャーリーの存在が消えてしまったから、なんだよなあ、やっぱり。
[現代お持ち帰りエンド]
二人で一緒にではないんですが、現代へと帰ります。
チャーリーは後から帰ってきますね。
このエンドで、物の怪ってのは主と決めた相手の為なら、何でもするってのが分かり、力を使いすぎると消えるってのが分かります。
鏡花が教えてくれるんですね。
主人公が現代へと帰っている時、鏡花の声が聞こえたり、鏡花のうさぎが案内してくれたりしたので、手伝ってくれたって事なのかな?
[明治残留エンド]
チャーリーの事を考えるなら、このエンドが一番いいんだろうな。
とは言え、明治でもやっぱり夕方から夜にしかチャーリーには会えないんですよね。
このエンドでは、主人公はチャーリーに弟子入りし、奇術師になったようですね。
鴎外の家に居候のまま、チャーリーに奇術を習ってるようですが、ずっと鴎外の家に居るんですかね?
その辺どうなんだろうな。
それがちょっと気になりました。
さて次は、総評ですね。