グローランサー
グローランサー1はPSP版をプレイしてます。
シュミレーションRPGと言えば良いんだろうか。
RPGなんですが、仲間キャラを落とすゲームです。
休暇というのを上手く使って、仲間と親密度を上げて、エンディングを迎えると言うモノですね。
まだ全員のエンドを見れてません。
PSP版で追加になった新ルートはリシャールしか見てないし。
一応6までプレイしましたが、1が一番面白いですね。
グローランサーを初めてプレイした時は結構衝撃でした。
何が、というと。
RPGは通常、街中で戦闘になろうが何だろうが、街の人は最初から居なかったかのように、戦闘に巻き込まれる事もないんですが。
グローランサーは違います。
街中で戦闘になった場合、街の人を守らないといけません。
一人でも街の人が亡くなってしまえば、コンプリートは出来ません。
クリアは出来ますが……。
コンプリートは二周目以降目指して一周目は取り敢えずクリアでもいいかもしれません。
二周目以降はM2という反則だろそれ、というアクセサリが全員分入手出来ます。
というか勝手にアイテムの中に入ってます。
これつけるとHPから何から全部の能力が大幅に上がります。
LV1でHP600台になった気が……。
なので、どうせ全員のエンド見るなら何周もしないといけないんで、コンプは二周目以降ってのもいいかなと思います。
M2つけるとラスボスも雑魚になりますが……。
主要登場人物の紹介から。
(主人公は1の時にはデフォルト名がなく、ボイスもありませんでしたが、2でデフォルト名とボイスがついたのでそちらの名前とCVを記載します。)
カーマイン・フォルスマイヤー 17歳(CV:千葉進歩):
本編の主人公。産まれてすぐ捨て子となったが、サンドラに拾われて育てられる。
幼少の頃「世界を滅ぼす闇にも世界を救う光にもなる」と相反する予言を受けており、サンドラにより王都ローザリアの中のみで育てられた。
17歳になったので外の世界を経験するように義母サンドラに言われローザリアを旅立つ。
オッドアイで右目が金色、左目が銀色。髪は黒で、前髪が左目に掛かっている。
彼が初めて外の世界へと出ていくところから物語が始まり、色々な事を経験し、最終的に自分が何者か知ることになる。
魔法も剣も使えるオールマイティキャラ。条件を満たすと槍と弓も使える。
ティピ(CV:豊口めぐみ):
カーマインの義母サンドラが作ったホムンクルス(魔導生命体)。
体長20センチ程で羽が生えている。
カーマインのお目付け役として、カーマインと共に旅立つ。
主人公はゲーム中一切喋らないので、代わりにティピが色々喋ります。
かなり元気のいいキャラで、主人公に妙な行動をとらせると(妙な選択肢を選ぶと)容赦なくティピに蹴られます。
ティピのエンディングもあります(条件が結構厳しいですが)。
ルイセ・フォルスマイヤー 14歳(CV:小松里歌):
カーマインの義理の妹。サンドラの実の娘。
皆既日食の日に生まれた最も強大な力を持つグローシアン。魔法学院に通っている。
典型的な魔法キャラで、HPも低く打たれ弱いので、戦闘でルイセが狙われると大変なことに……。
義理の兄であるカーマインへの想いを胸に秘めており、彼女のルートでは実の兄じゃなかったことを喜ばれたりします。
彼女の存在は、カーマインの正体関連にも大きく関わってきます。
アトラス女性キャラの中では珍しく、まともな料理が出来る女の子キャラです! 貴重!
ウォレス 39歳(CV:玄田哲章):
過去のとある出来事により両目の視力と右腕を失い、カーマインの義母であるサンドラに、義手と義眼作って貰い、その恩からカーマインの旅に付き合う。
元傭兵団の副団長で、闘技大会で優勝した経験があったりと、かなりの強さを誇っていたことで有名。
その頃より実力は劣るが、実践経験があるため頼りになる。
魔法は一切使えない。
ミーシャ 15歳(CV:豊嶋真千子):
ルイセと同じ魔法学院に通っている。かなりドジで失敗ばかりだが、それにめげない明るい性格。
アトラス女性キャラ伝統の、料理の腕前が壊滅的なキャラ。
それを食べさせられるカーマインが……。アトラスの主人公は本当に憐れです。
魔法が使えるが、魔法を使うキャラの中ではINTの値が低いため、魔法で与えられるダメージは少ない。
その代り、魔法使い系キャラの中ではHPと防御力が高い。
彼女もカーマインと共に旅をする中で自分の正体を知る事になる。
アリオスト 25歳(CV:三木眞一郎):
魔法学院に研究室を持っている、若き天才魔導研究家。
翼を持つフェザリアンの母と人間の父の間に生まれたハーフ。
フェザリアンと人間は仲が悪い、というよりフェザリアンが人間を嫌っている為、アリオストは母親と離れて暮らしている。
母に会いたい一心で、フェザリアンや飛行装置に関する研究を進めている。
フェザリアンは魔法を使えない為、ハーフであるアリオストは魔法が使えてもMPが少ないが、INTの値は高い。
魔法キャラとして使うには直ぐにMPが切れてしまうし、物理攻撃主体で使うには、打たれ弱い為、中々使うのが難しかった覚えがあります。
ミーシャに想いを寄せている為、主人公がミーシャルートに入ると何となく悪い気がしてしまいます。
ジュリアン・ダグラス 17歳(CV:手塚ちはる):
序盤にとある村で出会うのが、最初です。
物語が進むと、バーンシュタイン王国のインペリアルナイトであると分かります。
サブイベントで、秘密が判明します。が、サブイベントを起こさないと分からないままエンディングを迎えることに。
バーンシュタイン王国は敵になるため、何度か戦う事に……。
実は女性です。その辺りの事は、彼女絡みのイベントを起こさないと分からないまま終わります。
そして、アトラス女性キャラ伝統の、料理の腕前が壊滅的なキャラ その2。
本当に主人公が憐れです……。
ゼノス・ラングレー 25歳(CV:遠近孝一):
主人公が外に初めて出た際、襲われている女性に会い助けますが、その女性の兄です。
闘技大会でカーマインに負けて以来、彼は転落していく訳ですが……。
かなり重い罪を背負う事になります。
そして彼の出生には重大な秘密が……。
魔法は使えません。打たれ強いですが、行動が遅いので、その辺りを考慮して配置しないと大変な事に。
カレン・ラングレー 20歳(CV:浅野るり):
ゼノスの妹。カーマインが初めて外に出た際襲われている女性です。
保養所で働いていて、独学で薬学を学んでいる。
主人公の行動により生死が分かれるキャラ。初見で彼女を助けるのはかなり難しいかと……。
戦闘の際使う武器がかなりインパクトあります。魔法瓶(カプセル型の薬のような外見のもの)と注射器ですから。
エリオット 14歳(CV:石村知子):
序盤にとある村で襲われているところを助ける事で出会います。
ローランディアに行きたいらしく、主人公たちが連れて行く約束をします。
が、主人公達は夜のうちにルイセのテレポートでローランディアに戻る事になるので、エリオットを迎えにまた改めてその村に行くことになりますが。
バーンシュタイン王国の王子、リシャールと瓜二つの外見をしている。
その理由も後で判明します。
打たれ弱いが、魔法も使え剣も使える万能型のキャラの上、足も速いので結構使いやすい。
犬が苦手で主人公が助けるイベントがある。
アメリア 19歳(CV:田村ゆかり):
PSP版のみで登場。PSP版で追加された新ルートでかなり重要な役割をするキャラ。
魔法学院に研究室を持っている。
彼女がローザリアで道に迷っているときに主人公たちと出会う。
かなりの方向音痴。
リシャール 14歳(CV:石村知子):
バーンシュタイン王国の王子。
民や国の事を思ういい王子だったが、新王即位後、突然傲慢な性格に豹変し、隣国のローランディアに攻撃を仕掛けて来る。
その結果、戦禍が広がっていく。
PSP版のみ、主人公の行動により生死が分かれ、仲間にもなる。
豹変の理由はのちに明らかになる。
主要キャラではないが、重要なキャラ。
アーネスト・ライエル(CV:置鮎龍太郎):
リシャールに仕える、バーンシュタイン王国のインペリアルナイト。
リシャールとオスカーとは士官学校からの親友で、リシャールにはかなり心酔している。
その結果、間違っていると気付いていながらもリシャールに従う事となる。
2で、インペリアルナイトの称号を剥奪され、バーンシュタイン王国を追われたことが分かる。
オスカー・リーヴス(CV:上田祐司):
バーンシュタイン王国のインペリアルナイトの一人。
リシャールとアーネストの為に敢えて敵であるカーマインに協力する。
他にも重要なキャラは居ますが、色々ネタバレしてしまうので、あとは紹介しません。
さてでは、ストーリーの方へと行きましょうか。
主人公が初めて外に出たときから、行き成り目の前で女性が浚われそうになってたり、助けて王都へと戻った途端、倒れたり。
で、気付けば義母の研究所に居て、賊に剣を向けてたり、と。
何なんだ一体! と言いたくなるくらい色々巻き込まれていきます。
更に、義母にお使いを頼まれて、妹のルイセと共に行くんですが。
そこで、盗まれた母の研究所を取り戻して、近くの村に戻ると村に逃げ込んだ人達が盗賊に襲われていて、村人も巻き込まれて村人と盗賊から逃げてる人達を守りながら戦う事になります。
で、主人公は離れた場所の出来事を夢で見る事が出来るんですが。
これも、何で見るのかは後で明らかになりますが。
義母が襲われているのを見て、急ぎルイセのテレポートで戻り、助けます、が。
毒を受けてしまったらしい母は倒れてしまうわけで、それを救うためにフェザリアンという翼を持つ人が住んでる場所へと行く事になります。
まあ、簡単には行けないし、毒消しも簡単には貰えないんですが。
その、毒消しを貰う過程で隣国へと行かなければならない理由が出来て。
闘技大会で優勝すれば、隣国の温泉地、コムスプリングスに行けるとしり、闘技大会に出ます。
で、闘技大会の決勝で、一番最初に外に出た時襲われていた女性の兄、ゼノスと戦うんですが。
これがね!
後でゼノスに、闘技大会の決勝戦の前お前達が控室に来て、と言われるんですが。
私、行ってないんですよね(苦笑)
確かにこの時ゼノスの控室に行けるらしいんですが、行ってないのに言われると、ゼノス大丈夫か? と言いたくなります。
ま、それが嫌なら決勝戦の前にゼノスの控室を訪ねておくといいかも。
あれは吃驚しましたよ。
行ってないと言う選択肢出ないんですよね、行ってないのに。
ホント初見の時はあれ、吃驚しましたよ。
まず初見では恐らく上に書いたゼノスの妹は助けられないでしょう。
攻略サイトか攻略本見ないと多分無理。
助けられないと後で仲間に入ったゼノスに「カレンが死んだ」という衝撃の告白をされます。
あれはもう、ホント衝撃でしたね。
普通にストーリー進めてると絶対に助けられないんですよね……。
助けられる期間が非常に短いんです。
頑張って、助けて上げて下さい。
あとは、ジュリアン落とすのも、攻略サイトなり何なりみないと難しいかな。
中ボスを倒すと、それ以降主人公がバタバタと倒れるようになります。
そのあたりで主人公の正体が判明しますね。
中ボスが、自分を倒すと主人公の命もなくなると言うんですよ戦ってる時に。
その選択肢はどれを選んでも良いんでしょうが。
自分の中の主人公像に合わせて選ぶといいかも。
1の主人公は、闘技大会で優勝したのを切っ掛けに、というか主人公が見る夢に関して探る為にも、仕官する訳です。
隣国に行かないといけない事もあるから、仕官するんですが。
戦争を回避したりと、ホント色々やるんですよ。
姫を助けたりね。
最終的には騎士になって領地貰うんですが。
これがね、この辺がまたリアルなんですが。
ラスボスを倒す為に奔走するんですが、一般市民にとっては、ラスボスに逆らう事で自分達に危機が訪れるよりは、ラスボスに従った方がいいと思うんですよね。
だって、支配する人間が変わるだけだから、一般市民にとっては。
まあ、変わるだけでは済まないと思うんですが、それでも、逆らう者が居るから自分達に危機が迫るんだと思えば、ね。
逆らう人を責めるのも仕方ないかな、と。
だけどね、この時主人公はもう、命が尽きかけてる状態で。
自分の命を掛けて戦ってるのにお前達のせいだとか責められるんですよ。
結構切ないです。
その上、そんな風に責めた人達を守らなければならない。
その辺がホントリアルだなと思った。
最終的には分かって貰えるんですが。
仲間の、命を掛けて戦ってこれじゃあ主人公が報われないと言う台詞が結構切なかったですね。
ホント報われないと思ったもんなあ。
それでも、戦いの場に出ていかないといけないんですよね。
いや、出なくても良いんですが。
カウントダウンが始まってそれが終わるまでに出ていかないとゲームオーバーになる場面があるんですよね。
その時、直前に主人公は倒れたばかりで……命の供給源が断たれてるからどうしたってもう、助からない状況で。
それでも王都の人達が襲われれば彼らを助ける為に出ていかなければならない。
やっぱり来たか、と仲間に言われるんですが、来たも何も行かなきゃゲームオーバーになるんだろうがと思いましたけどねあの時は。
そんなわけで倒れながらもラスボス倒す為に進むしかない状況な訳です。
でも、そんな主人公たちを見て、周りも変わっていくんですけどね。
ラスボス戦の前にとある戦いがあるんですが。
これがね……結構切なかったです。
正気を取り戻しても、ラスボスに消されてしまうわけで。
この場面がホントやり切れなかったですね。
しかも最終的にラスボスを倒すと、主人公は命をつなぐ事が出来る訳で……。
同じ存在なのに片方は消されてとなると、ホントやり切れないです。
この同じ存在の彼は強くてね。
でもM2つけて戦うと、説得する前にうっかり倒してしまう事があるんで気をつけないとです。
私は二度、説得する前にうっかり倒してしまいました……M2強力過ぎるんだよ、ホント。
M2つけて最強装備したら、ね……。
ラスボスは初見で勝つのは難しいかもしれない。
ルイセがね……HP低いんで直ぐ戦闘不能になる。
主人公を回復要員にして、ルイセをアイテムや魔法で回復して、ルイセはトルネード連発してるとどうにか勝てますかね。
物理攻撃だと殆どダメージ与えられないんで、魔法攻撃要員を二人程入れて、トルネード連発で勝てます。
ルイセのHP要注意ですが。
狙い撃ちされますからね、ルイセ。
一体でも倒せれば後は主人公も魔法攻撃すればいいですけどね。
落ち着くまでは主人公は回復要員が良いかと。
そうそう、このラスボスも、人の形してる時は、パワーストーンが出来る前にうっかり倒してしまわないようにしないといけないんです。
初見だとそんなことまずないんですが、M2つけると……うっかり倒してしまいますから。
パワーストーン出来ないうちにうっかり倒してしまうと、ゲームオーバーですからね!
M2は強力なのは良いんですが、強力過ぎてうっかり倒してしまう事があるんで困ります。
エンドというか、エンド条件を満たしたキャラと、ラスダン直前に告白イベントがあるんですが。
これがね!
随分昔のゲームなんで仕方ないんでしょうが、台詞がかゆい!
勘弁してくれ! というような台詞と背景(泣)
鳥肌立ちますよ、ホント。
でもまあゲームとしては面白かったです。
街の人を守りながら戦うというのがホント初めてで、でもこれが普通だよなあと思いましたね。
6まで全部プレイしましたが、やっぱり1が一番面白いですね。
告白関連の台詞がどうにかなれば……。
PSP版は新ルートもあるんですが、そっちに関しては……一つだけ。
メルフィの声優さんというか声優さんじゃないらしいんですが。
素晴らしく下手です!
棒読みでかなり気になる。
声優さんじゃなくても良いんで頼むから!
上手い人使って下さい。
新人の声優さんとかも居るでしょう沢山。
FF12の時も思いましたけど、これなら新人声優使った方がいいんじゃないのか、と思いますよ。
冷めるんですよあんまり下手だと、一気に(苦笑)
それだけはどうにかして欲しかったですね。