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オーディンスフィアレイヴスラシル@グウェンドリン

評価:★★★★☆

 

■グウェンドリン(CV:川澄綾子)

公式サイトより転載

<ストーリー:ワルキューレ>

戦いに散ることで 魂は誇り高く輝く

鳥たちは信じている

それだけが唯一 永遠の魂を得る道なのだと

<アクション>

青く美しい翼で滑空し、軽やかに宙を舞う。

亡き姉から受け継いだ「サイファー」の槍。

冷気を纏う子の槍は、瞬時に敵を凍らせて、打ち砕く力を秘めている。

 

以下ネタバレのため続きから

魔王オーダインが統治しているラグナネイブルの姫。オーダインの娘。

同じくオーダインの娘で姉のグリゼルダが居るんですが、物語が始まって早々に戦死します。

父であるオーダインの愛を得るために自らの命さえも掛けて尽くしますが、グウェンドリンもグリゼルダも、父親の愛情を感じることはなかった、ですね。

オーダインは父親である前に王で、不器用なんですかね。

娘の事をちゃんと思ってはいるんでしょうが、全くそれが見えない。

オーダインが死ぬ直前に、グリゼルダが現れるんですが、そこでやっと、父親としての顔を見せてくれます。

だから、グウェンドリンは結局父親の愛を知らないまま、なんですね。

特に序盤はグウェンドリンは本当に必死というか、形振り構わずって感じです。

彼女のそばには青い鳥が常にいるんですが、それが彼女の本心を彼女に突き付けてくれるんですよね。

この鳥、彼女自身の心が形となったもののようなもののような言われてますが、実は亡くなったお姉さんなんですよね。

それは本当に最後の方で分かります。

父の愛を得るために必死な彼女は、ある時、父親の為に王である父の命に背きます。

父を本当に思っているからこそ、なんですが。

後に出てくるベルベットというキャラクターがいますが、彼女が実は、オーダインの娘です。

今は無きバレンタイン国の当時の王女が、ベルベットの母親で、オーダインと彼女は互いに互いの身分を知らないまま出会い恋に落ち、ベルベットとイングヴェイが生まれたという事らしいです。

当時バレンタインとラグナネイブルは戦争をしていて、敵国の王女との間に子供が居たとあっては王の立場的にまずいので、それを隠したままベルベットを処刑しなくてはならないという状況で、父の心情を察したグウェンドリンが自ら反逆者となり、ベルベットを逃がす訳です。

結果、王命に背いたということでグウェンドリンは罰を受けることとなります。

眠りの魔法を掛けられ古城に幽閉されるんですが、その眠りを覚ました者を愛する、という魔法を掛けた事になってますが、単に魔法で眠らされているだけです。

そういうところにオーダインの父としての思いが見えたりするんですが、これがグウェンドリンには伝わらないんですよね。

グウェンドリンの物語では詳しく語られないまま、後に出てくるオズワルドが彼女の眠りを覚ます事になります。

オズワルドは、眠りを覚ました相手を愛するという魔法が掛けられてない事をしって起こすんですが、グウェンドリンはそれを知らない訳で。

この気持ちは魔法のせいだと思い葛藤するわけですね。

まあ結果ちゃんとこの二人は想いが通う訳ですが。

その当たりのオズワルドのセリフが舞台調というかなんというか。ポエム調というかなんというか。

そんな感じなので、その辺が苦手な方はちょっと耐えられないかも、です。

オズワルドは結構、そういう場面が多いので。

 

父親の愛を只管に求めていた彼女が得た、愛の話でしょうかね、これは。

 

グウェンドリンのストーリーではあまり重要視されてない感じですが。

物語の根底に、この世界が終焉に向かっているというのがあります。

叙事詩に書かれていて、その通りに終焉を迎える、と。

彼女もその終焉でかなり重要な役割する訳ですが、彼女自身の物語ではあまりその辺りが出てこないんですよね。

彼女の周りにはその為に動く人々が居ますが、オーダインとかね。

でもオーダインの真意も最後まで分からないんだよなあ。

 

終焉に向かう世界の中ではありますが、グウェンドリンとオズワルドの二人は想いが通ったからこその役割がありますから。

終焉へと向かう運命に必死に抗うのは他のキャラに任せておきましょう。

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