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オーディンスフィアレイヴスラシル@ベルベット

評価:★★★★☆

 

■ベルベット(CV:沢城みゆき)

公式サイトより転載

<ストーリー:FATE>

運命と嘆き、支配に身を委ねれば 結末は容易になる

だが我々は知っている 運命に逆らって進む道にこそ 運命が待っているのを

<アクション>

魔石の繋がる鎖の「サイファー」。

炎を放つ切っ先は、変幻自在に敵を穿ち、また彼女を守る盾ともなる。

 

以下ネタバレありのため続きから

亡国バレンタインの姫です。

森に隠れ住んでいる為、森の魔女と呼ばれていたりもします。

バレンタインは魔法大国で、コルドロンの元々の所有国です。

そのコルドロンの暴走により、国は滅びました。

イングヴェイは双子の兄です。

二人の母親は、予知が出来ることで有名だったようですが、その母親が亡くなる時に、二人の死と世界の終焉を残したことから、彼女はその運命に抗う為に奔走します。

母親は二人の祖父である王に殺されたようですが、二人はその母親を見捨て逃げたことで母親から死を望まれていると思っているようですね。

最後に残した書の一部を王が隠していたためですが、本当は、どうにか二人に死と終焉を回避して欲しいとの思いから書を残したようですね、その辺りははっきりとは描かれていませんがそれらしき事は描かれているので。

王は娘である王女を、恋愛的な意味で愛していたようで、王女が敵国の王であるオーダインと恋に落ち双子を生んだことで、裏切られたと思ったらしく、実の娘を手に掛けたようです。

そしてどうやら世界の終焉を望んでいるらしいです、この元バレンタインの王は。

この元王が終焉を望んでいる理由がいまいち分からないんですよね。

実の娘を愛し、勝手に裏切られたと思い殺してしまい、絶望した、ってことなんでしょうかね。

自業自得だとしか思えないんですよね。

というか自分勝手というか。そんな理由で世界の終焉を望まれても、なあ。

王もプーカの呪いに掛かっており、死んでも肉体が滅びることがないので、冥界でかなり苦しんでいるようですけどね。

それもまあ、自業自得というか、だから終焉を望むというようなことは言ってたけど……。

どうしても同情は出来なかったキャラですね、この元王は。

 

コルドロンの暴走で国が滅び国の人々も一緒に亡んだと思われていますが実は、プーカは亡国バレンタインの元国民で、彼らは元の人の姿に戻る為に地下の町に潜みながら、全て集めるとどんな願いもかなえると言われているバレンタインのコインを集めています。

コルネリウスはプーカになった後にはこの町に居ますね。

バレンタインの国民の中でベルベットとイングヴェイのみがプーカの呪いから逃れたようです。

実はコルドロンは暴走させたのはイングヴェイらしいんですが……。

 

ベルベットは、祖父に体罰というかまあ暴力的な事を受けていたようですね。

祖父が愛していた母親にベルベットはとても似ているようです。

なのでまあそんな扱いになってしまうんでしょうかね。

そのせいで冥界から出てきた祖父に会った時も、ベルベットは震えて居たりするんですが。

それでも祖父にコルドロンを操る指輪を渡してはいけないと、奔走します。

祖父に意見もしたりしますが、まあ聞いては貰えませんけどね。

 

あとはオーダイン関連ですかね、やっぱり。

グウェンドリンのルートで、娘二人にあまり父親らしい姿を見せないオーダインですが、ベルベットに対しては違います。

それを目の当たりにしながらも父親の為にベルベットを助けるグウェンドリンは本当にもう! そしてそんな姿を見せるもんだからベルベットからは余計に嫌われてしまうんですよね。

オーダインに関しては、うーん。

祖父の時のように自業自得と言い切ってしまうにはちょっとなあ。

なかなか難しいです。

 

死の運命から逃れる為に奔走する中、彼女の師であるクロイツ先生が、叙事詩を解釈してくれます。

それが、終焉でかなり役に立ちますね。

叙事詩をそのまま読んでも何のことかさっぱりですので。

 

ベルベットの物語が一番終焉に関わってきますね。

彼女に降りかかる運命と終焉は密接に関わってますから。

どうしても終焉について調べることにもなります。

一番他の主人公と絡む主人公でもあります。オズワルド以外とは何かしら絡んでるので。

 

ベルベットは最終的にコルネリウスがプーカの呪いに掛かっていることも、それをしたのが双子の兄イングヴェイであることも知ります。

コルネリウスがプーカになっても想いは変わらないと言い切ったのはかっこよかったですね。

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