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総評@オーディンスフィアレイヴスラシル

評価:★★★★☆

 

■総評

本当は★5つけたいくらいなんですけどね。

リメイク前のオーディンスフィアもプレイしていて、リメイクの話が出た時に心配だったのが、物語が変わる事、だったんですね。

その辺りの事について書いていきたいと思います。

 

ネタバレありのため、続きから

物語が変わる事、その可能性もあったんですよ。

メルセデスとイングヴェイの物語、ですね。

5人の主人公の中唯一死んでしまうメルセデス。

彼女は死ぬことに意味があるというか、真の名前が重要なので、どうしてもその結末は免れないんですが。

それでも、やはりこの物語の中の唯一の悲恋。

結末は変わらなくても何らかの改変がされるんじゃないかと不安だったんです。

でもそれだけはして欲しくなかった。

リメイク前の作品はとにかく戦闘関連があまり良くなく、冥界の女王に至っては処理落ち女王なんて言われるくらいにボス戦は処理落ちしまくり。

処理落ちのせいでボス戦で負けるなんてことがあるくらいに処理落ちが酷かったりしました。

なので、リメイクの話が出た時には、処理落ちがしなくなって戦闘関連がもう少し爽快になったらいいな、と思ってました。

でも、物語だけは何一つ変えて欲しくなかったんです。

結果、その通りになって本当にほっとしてます。

 

戦闘関連は、リメイク前の作品とは全く別物です。

食べて成長する辺りは一緒ですが、でもその辺りも変わってるところもありますしね。

グウェンドリンとコルネリウスは、プーカの街に着くのが中盤以降で、プーカの街に着かないとプーカのレストランが利用出来ないので、レベル上げるのが大変なんです。

木の実と売ってるパンとかでレベル上げするしかなくて、本当に大変だった。

プーカの街で必要だから、食材も持って歩かないといけないし、けれどカバンに入る量も決まってるしカバン増やすとアイテム探すの大変だし。

整理してもなかなか大変なんですよね、探すの。

カバンも随分使いやすくなってましたもんね。

 

そんなこんなで、こちらの望んだ通りのリメイクをしてくれました。

本当にありがとうございます、と言いたいです。

 

物語は、台詞の言い回しがちょっと独特ですが、舞台好きな方なら大丈夫かと。

舞台っぽいんですよね、台詞回しが。

キャラクターの動きもそんな感じの所がありますね。

なので、その辺りが受け入れられないと難しいかな、中々な台詞がありますしね!

その辺りが大丈夫なら、物語は本当に良くできていますので、お勧めです。

ただし、結構重要なキャラクターでも死にます。

 

ドラゴンとかホント戦うのが嫌になる相手もいます、可哀想で。

でもあのドラゴンにとっては死が救いなので仕方ないんですが……。

終焉に向かう物語なので、決して明るくないし楽しい訳でもない。

それぞれのキャラクターがそれぞれの思惑の為に動きますし、その為なら多少の事はみたいなところもあって、切ない場面も多いです。

というかそういう場面が圧倒的に多い。

それでもいいゲームだったなと言えるゲームです。

 

ゲームはやっぱりストーリーが一番大事だと思う方にはおすすめです。

キャラクターも、ストーリーがあってこそだと思うんですよね、私は。

キャラクターさえ良ければとか、ゲームは声優買いするという方には向かないかもしれないです。

興味を持たれた方は是非、ご自身でゲームをして、物語の結末を見て頂きたいです。

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