Home > Blog > Archive : 20 Aug, 2009

Blog

幻想水滸伝ティアクライス

ゲームは普通に面白かったです。
主人公にも好感は持てました。
ただ、これを「幻水」だとは私は思えなかった。
別のゲームだと思えばいいんですが、幻水と言われると首を傾げたくなります。

理由は紋章がないから、でしょうね。
真の紋章に踊らされるかのように戦いに巻き込まれていった過去のナンバリングの主人公たち。
親友同士で争う羽目になったり、親子で争う羽目になったり。
どれも、真の紋章のせいと言ってしまっていいかのような状態です。
真の紋章がなかったら、それを手にすることがなかったら彼らは戦いに身を置くこともなかったでしょう。

幻水5の王子も、太陽の紋章がなかったら、ゴドウィンがあんな主張をすることもきっとなかったし。
どちらもが国の行く末を憂いているのは同じなのに、道を違えてしまう事もなかったでしょう。
幻水2の親友二人も、真の紋章を宿さなければ敵対して戦うこともなかった。
互いにハイランドという国に平和をと同じ事を望んでいるのに、道を違えてしまったのは真の紋章のせいだとしか思えないんですよね。
そうじゃなきゃジョウイの行動は説明がつかない。
真の紋章さえなければ。
ナンバリングの幻水はそう思わずに居られないものがいつもあります。
真の紋章があったから、命を落としてしまったキャラも居ます。
星の印にはそういう負の部分がなかった……というかあっても独りじゃないんですよね。
108人が同じ思いを共有できる。
皆が星の印を宿してるから。
真の紋章は宿すのは一人ですしね、不老不死の効果もあるから、ホント孤独だと思うんですよね。
そういうのがなかった。
真の紋章みたいに、それを宿す人だけが使える魔法もなかった。
同じ魔法を使える人が星の印を持った108人の中に何人も居た。
その状態でリーダーである証ってなんだろう。
これなら他人がリーダーでもいいんじゃないかと思うこともありましたね。
でもゲームとしては面白かった本当に。
幻水だと思うとかなり複雑ですが。

ティアクライスをプレイして、「すり抜けの札」のありがたさを実感しました。
ティアクライスは、ダンジョンから一気に脱出することが出来ません。
そういう札も魔法も何もありません。
仲間集めのため何度か同じダンジョンに行くのは幻水では良くあることですが。
ダンジョンの奥深くまで入って仲間になる為のイベント起こして、そしてまた自力で戻るのがかなりキツイ。
またあのダンジョンに行くのかと思うとうんざりします。
レベル上げないといけない場合はいいですが、そうじゃない時はアイテムも減ってる帰りは一気にダンジョンから出たいです。
面倒なダンジョンだと尚更。
もうこの自力脱出が凄くウザかったですね。
何度「すり抜けの札」をくれ! と言ったか分かりません。

以下ネタばれありなので、隠します。

FINAL FANTASY10

FFは10の前にプレイしたのが8だったので主人公が今度は明るいというか軽くて吃驚しました。
スコールとは違い過ぎますからね。
あの、~ッスという口調はかなり気になりましたが、好感は持てる主人公でしたね。

そんな主人公を攫うかのようにどこかに連れて行ってしまうアーロン。
外見のせいもあるんでしょうが、絶対に敵だと思ってました。
いつ正体を現わすのかと思いつつプレイしてたなあ。
なのに最後には結局アーロンにハマるとは、ね。
私が一番吃驚しましたよ。

最初はジェクトが好きでした。
幻水5のフェリドを見た時、あージェクトと同じタイプだなと思ったんですよね。
どちらも強いですよね。
ジェクトは愛情を表現するの下手でしたけど、フェリドは上手かった。
違いはその辺りだけじゃないかな。
シンになったのがジェクトだったから……永遠のナギ節が来たのかもしれないと思いますね。

まあ最強はきっとブラスカ様でしょうけど。


以下、ネタばれあり。

Page Navigation

  • 1 / 1

Utility

Calendar

2009.08
S M T W S F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

Search

エントリー検索フォーム
Keyword

Category

User