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TOKYO ヤマノテ BOYS SUPER MINT(PC)

評価:★★★☆☆

攻略対象キャラ:
桐嶋伊織(CV:鈴木達央)
ルーシー(CV:梶裕貴)
九条拓海(CV:遊佐浩二)

総評:
恋愛エンドも真エンドもどちらもなんですが。
途中でDCへの伏線であるイエスと殺人鬼の事が入るんですが。
その伏線が強すぎて、本編がかなり弱くなってます。
正直DCの繋ぎ? としか思えない状態ですね。
DCの伏線張るのは良いんですが、本編の邪魔しない程度にして欲しかったですね。
まあこちらの真相ルートは、殺人鬼関連ではなく、それと並行するように起こっているもう一つの出来ごとについて、なので。
そこにイエスも関わってるからどうしてもイエスが出張るのは仕方ないのかもだけど。
殺人鬼と対峙する場面でかなり目立ってその後更に伊織とも対峙しますからね……。
殺人鬼とイエスってどういう関係? と思わせられた後にまたイエス出されると完全に意識はイエスの方に傾いてしまいます。
もう少し上手い伏線の張り方はなかったんでしょうか。
キーパーソンである伊織の真相ルートはかなり痛々しいんです。
エンディングもホントやり切れない気持ちが残るようなルートなのに、イエスに持ってかれてしまってるのが本当に残念。
伏線が本編を喰ってしまってるので★は二つですね。
このディスクが本当に残念だった。
面白い事は面白いんですが、伏線が強すぎましたね。

続きからは、各キャラについての感想です。

TOKYO ヤマノテ BOYS HONEY MILK(PC)

評価:★★★★☆

攻略対象キャラ:
二之宮悠斗(CV:鈴村健一)
岬虎太郎(CV:森久保祥太郎)
百瀬歩夢(CV:代永翼)

総評:
三部作の一作目。
これが面白くなかったら、DCまで買ってプレイしようとは思わなかったと思います。
久々に純粋に面白いと思った乙女ゲームです。
あとは、キャストさんの振り方が面白いなと思いました。
これは三部作全体通してなんですが、この方のこういう役は珍しいなってのが結構ありました。
恋愛エンド以外に真エンドがあるんですが、通常のルートでも謎な殺人鬼について多少分かるルートになってます。
TYBという大会の裏で何が起こっているのか、完全な真相は分からないですが、それでもこのディスクだけで取り敢えず満足出来る程度の情報は得られます。
ここでの情報がそのままDCに生きてきますしね。
満足できたディスクでした。

システム:
システムについては、全体の所で書いてるんですが、HMだけ一部システムが違うので、それについてだけ触れておきます。
ゲーム中に、主人公にメールが届く場面が何度かあります。
その場面では、画面に携帯の画面が出るようになってるんですが、どのルートでもそのメールの内容が同じなのに、何故かこの携帯の画面のところだけ既読スキップが止まります。
これが、意外と鬱陶しい。
もう一つは、ゲーム画面がアクティブじゃないと、音楽も既読スキップも止まるというものです。
音楽を聞きながら違う作業とか、既読スキップが止まるまで違う作業というのが出来ません。
これも意外と不便でした。
ユーザーからの要望でSM以降はどちらも改善されてます。

続きからには各キャラごとの感想を書きたいと思います。

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