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TOKYO ヤマノテ BOYS総評(PC)

Tokyo ヤマノテ Boys:Rejet:PC:主人公以外フルボイス
評価:★★★★☆
HONY MILK(HM),SUPER MINT(SM),DARK CHERRY(DC)の三部構成。

総評:
面白かったです。
一人の攻略に掛かる時間がそれ程長くなく、そのおかげで飽きずに全員攻略出来ますね。
とは言え短いと言うわけでもなく、丁度いい感じでしたね。
合同デートでは三人の男性と一緒に決められた場所へと行くんですが。
男性キャラ同士のやり取りがまた面白いです。
ただそうですね。
男性キャラがかなり個性的なキャラばかりです。
普通、な男性キャラがいないですね。
本当に個性が強すぎるくらい強いキャラばかりなので、その辺で好き嫌いが分かれるかもしれないです。
評価の★が四つなのは、PCゲームという点でしょうか。
それと、あるディスクのストーリーがちょっと弱かったかなあと。
この★の評価は全体評価です。

キャストさんの振り方が面白いなと思いましたね。
声優さんが普段やられる役とはちょっと違う系統の役をやられてるのが多いです。
けれどそれがまた上手い事ハマってる感じでしたね。
告白大会なので、皆それぞれ甘い台詞は吐いてくれます。
各キャラごとにノーマルエンド、恋愛エンド、真エンドの三つずつあります。
真エンドは全キャラのノーマルエンドとそのキャラの恋愛エンドを見ると開きます。
恋愛エンドは甘いですが、真エンドはシリアスです。
TYBという大会の影で起こっている出来ごとについて分かるのが真相ルートです。
HM、SMそれぞれで違う問題について掘り下げて、それら二つの関連性や謎等が分かるのがDCです。
一番は三部作全部プレイするのが良いとは思いますが、DCだけでも一応真相は分かります。
HMとSMだけってのはあまりお勧めは出来ないですが……謎が残っても良いと言う方はそれでも良いかと。
三つ全部買うのも、結構大変かなと思いますので。

ストーリー:
一年に一度、全国から選ばれたたった一人の女子高生。
プリンセスと呼ばれる彼女を巡っての告白大会が、Tokyo ヤマノテ Boys、通称TYBです。TYBが開催される期間は7日間。
最初の三日は合同デート。その後の三日が個別デート。
そして7日目にたった一人が選ばれます。
一応攻略キャラは9名居るんですが、各ディスク毎に三名ずつしか攻略出来ません。
最初に予選が行われて、勝手に三名に絞られます。
各ディスク毎に三名ずつ攻略出来るキャラは決まってますので。
とは言え、残りの6名もその後全く出て来ない訳ではないです、殆ど出ませんが。

スチル:
綺麗ですが、横顔が時々、ん? ってのがあるのがちょっと残念。
枚数は各キャラ12枚。その他に主人公の所に4枚(DCのみ主人公のところに5枚)
真エンドも見ないと、スチルは埋まりません。
あと、各CGにCGクリックというのがあって、それをクリックしてから、カーソルが変わる位置をクリックすると、各キャラの台詞がいくつか聞けます。
このシステムが、ね。
一々CGクリックってのをクリックしてからじゃないと駄目なのが、ちょっと面倒かな。
普通にクリックすれば台詞が聞ける方が良いですね。

システム:
既読スキップ:あり
未読スキップ:あり
バックログ:あり(台詞再生、巻き戻しあり)
クイックセーブ、ロード:あり
セーブ数:200(クイックセーブ100、通常セーブ100)
デフォ名呼び:なし
ディスクレスプレイ:可
音声オン、オフ:各キャラ別にあり
好感度確認:あり

システムはまあ快適です。
不満は、それ程なかったな。
ただ、ちょっと分かり難い所もあった。
HISTORYってのが最初何だか分からなかったですね。
これをクリックすると、バックログが見れます。
あとそう、文字が見難い!
メッセージウインドが白くて、文字も白いので、長時間プレイしてると目がちかちかしてくる。
これだけは何とかして欲しいですね。
ああそうそう、タイトルに戻るのにセーブ画面からしか戻れないのがちょっと不便ですかね。

面白いなと思ったのは、乙女ゲームは主人公視点で話が進むので、どうしても男性キャラの心情が分かり難い部分があるんですが。
それを補うために、シークレットテイルというのがあります。
これを全部開けるのがちょっと大変ですが、主人公が見ていない所で男性キャラが何をしていたか何を思っていたか。
また、この決断をした時に、どう思ったのか。
そんなのを見る事が出来ます。
ただ、シークレットテイルには声がついてません。
真相ルート関連のシークレットテイルはかなり切ないのもあるので、声がついてなくて良かったと思う事もあるんですが、どうなんでしょうか、これは。
ついていた方がいいのかな。

音楽:
全体的に良かったと思います。
各ディスク毎にOP曲を、登場キャラ三名が歌ってます。
とは言えキーパーソンキャラ以外の声はあまり聞こえませんが。
ED曲は、各ディスクのキーパーソンキャラが歌ってます。

攻略難易度:
攻略するだけなら、易しいです。
スチルフルコンプも、恋愛エンドと真エンドさえ見れば埋まるのでそれ程難しくない。
ただ、シーン回想、ブログ、シークレットテイルのフルコンプはちょっと面倒。
好感度低い状態で個別ルートに入らないと出なかったりしますので。
エクストラボイスは、誓って、とか苦悩してとかそういうのがあるんですが。
これは、恋愛エンドを見ると開くもの、真エンドを見ると開くもの、他のディスクのセーブデータがあると開くもの、そのキャラクターに関するシークレットテイルを全部回収すると開くもの、等があるので、これも全部開くにはちょっと面倒です。

キャラ&キャスト(各ディスクの一番上に名前のあるキャラがキーパーソンキャラとなります。敬称は略させて頂きます。):
[HONY MILK]
二之宮悠斗(CV:鈴村健一)
岬虎太郎(CV:森久保祥太郎)
百瀬歩夢(CV:代永翼)

[SUPER MINT]
桐嶋伊織(CV:鈴木達央)
ルーシー(CV:梶裕貴)
九条拓海(CV:遊佐浩二)

[DARK CHERRY]
琉堂イエス(CV:浪川大輔)
諸星哲(CV:鳥海浩輔)
濱田慎之介(CV:諏訪部順一)


以上、です。

TOKYO ヤマノテ BOYS DARK CHERRY(PC)

総評:★★★★★

攻略対象キャラ:
琉堂イエス(CV:浪川大輔)
諸星哲(CV:鳥海浩輔)
濱田慎之介(CV:諏訪部順一)

総評:
三部作の完結編です。
HMやSMで回収されていない謎が解決します。
謎が全く残らない、とは言いませんが……他のディスクで張られていた伏線はちゃんと回収出来てますのですっきりしました。
ただ、男性キャラの葛藤なんかは、シークレットテイルを見ないと分からないので、本編だけ見てるとあっさり決断したように見えるかもしれません。
特にキーパーソンのイエスはかなり葛藤しても良いはずなので、本編だけしか見てないと、え? と思うかも。
その辺の葛藤は上手い事本編に組み込んでくれたらもっと良かったなと思います。
でも、面白かったですし、伏線も綺麗に回収されていたんで、★は5つつけました。
これだけしっかりと伏線を回収してくれてるゲームも珍しいなと思いましたね。
真相ルートの謎関連が気にならないのならば、お好きなキャストさんが出てるディスクだけでも十分楽しめると思います。

続きから各キャラごとの感想いきます。

TOKYO ヤマノテ BOYS SUPER MINT(PC)

評価:★★★☆☆

攻略対象キャラ:
桐嶋伊織(CV:鈴木達央)
ルーシー(CV:梶裕貴)
九条拓海(CV:遊佐浩二)

総評:
恋愛エンドも真エンドもどちらもなんですが。
途中でDCへの伏線であるイエスと殺人鬼の事が入るんですが。
その伏線が強すぎて、本編がかなり弱くなってます。
正直DCの繋ぎ? としか思えない状態ですね。
DCの伏線張るのは良いんですが、本編の邪魔しない程度にして欲しかったですね。
まあこちらの真相ルートは、殺人鬼関連ではなく、それと並行するように起こっているもう一つの出来ごとについて、なので。
そこにイエスも関わってるからどうしてもイエスが出張るのは仕方ないのかもだけど。
殺人鬼と対峙する場面でかなり目立ってその後更に伊織とも対峙しますからね……。
殺人鬼とイエスってどういう関係? と思わせられた後にまたイエス出されると完全に意識はイエスの方に傾いてしまいます。
もう少し上手い伏線の張り方はなかったんでしょうか。
キーパーソンである伊織の真相ルートはかなり痛々しいんです。
エンディングもホントやり切れない気持ちが残るようなルートなのに、イエスに持ってかれてしまってるのが本当に残念。
伏線が本編を喰ってしまってるので★は二つですね。
このディスクが本当に残念だった。
面白い事は面白いんですが、伏線が強すぎましたね。

続きからは、各キャラについての感想です。

TOKYO ヤマノテ BOYS HONEY MILK(PC)

評価:★★★★☆

攻略対象キャラ:
二之宮悠斗(CV:鈴村健一)
岬虎太郎(CV:森久保祥太郎)
百瀬歩夢(CV:代永翼)

総評:
三部作の一作目。
これが面白くなかったら、DCまで買ってプレイしようとは思わなかったと思います。
久々に純粋に面白いと思った乙女ゲームです。
あとは、キャストさんの振り方が面白いなと思いました。
これは三部作全体通してなんですが、この方のこういう役は珍しいなってのが結構ありました。
恋愛エンド以外に真エンドがあるんですが、通常のルートでも謎な殺人鬼について多少分かるルートになってます。
TYBという大会の裏で何が起こっているのか、完全な真相は分からないですが、それでもこのディスクだけで取り敢えず満足出来る程度の情報は得られます。
ここでの情報がそのままDCに生きてきますしね。
満足できたディスクでした。

システム:
システムについては、全体の所で書いてるんですが、HMだけ一部システムが違うので、それについてだけ触れておきます。
ゲーム中に、主人公にメールが届く場面が何度かあります。
その場面では、画面に携帯の画面が出るようになってるんですが、どのルートでもそのメールの内容が同じなのに、何故かこの携帯の画面のところだけ既読スキップが止まります。
これが、意外と鬱陶しい。
もう一つは、ゲーム画面がアクティブじゃないと、音楽も既読スキップも止まるというものです。
音楽を聞きながら違う作業とか、既読スキップが止まるまで違う作業というのが出来ません。
これも意外と不便でした。
ユーザーからの要望でSM以降はどちらも改善されてます。

続きからには各キャラごとの感想を書きたいと思います。

水の旋律

水の旋律PSP版をプレイしています。

まずは総評としては、色々中途半端ですね。
甘さも少ないし、切なさも微妙。
あと、矛盾がちょっと多すぎる。
肝心な所での矛盾は流石にちょっと。

主人公の能力開花のところが、どのルートでも全く同じ展開なので、そのせいで矛盾が生じてますね。
九艘側と一謡側。
どっちに行くかで展開を変えたらもう少し良かったんじゃないかな。

あと、イベントがランダムなんですが、ランダムイベントにスチルが着くのはちょっと集めるのが面倒です。
既読率を100%にするには、相当時間がかかるかと。
マルチブルも全部埋めるとなると……気が遠くなりそうです。

とにかく、ランダムイベントでスチルがあるモノも、各キャラごとに違う訳でもなく、同じイベントが多くて。
台詞なんか違っても、行く場所が同じなので、目新しさがなく、何人かクリアすると飽きます。
それと、どのルートをプレイしても、あまり変わり映えがしない。
なので、途中からはもう、作業ですね。
好きな声優さんが声をやられてるとか、絵が特別好きとか、そういうのじゃないと結構苦痛かも。

私はとにかく、矛盾が多すぎて気になりましたね。

以下ネタばれありのため隠します。

薄桜鬼

薄桜鬼ポータブルをプレイしてます。

甘い恋愛ストーリーをお求めの方には、向かないゲームです。
切ないです。
新撰組を題材としているので、まあ悲劇ですからね、史実上でも。

ゲームしての感想は、結構史実に沿っているなということでしょうか。
もっと史実から外れた展開になるかと思ってました。
当然ですが、そういうキャラも居ます。
沖田さんは史実では労咳(結核)で戦線離脱してしまいますし、藤堂さんは油小路の変で離脱してしまいますからね。
彼らを史実の通りにすると凄く短いストーリーになってしまいますから。
その辺りはオリジナル要素を上手く取り入れ改変されてますね。

攻略キャラは。
土方さん、斉藤さん、沖田さん、藤堂さん、原田さんの五名。
ゲーム中かなり絡んでくる永倉さんが攻略対象じゃない事がちょっと吃驚しました。
新撰組キャラ以外に、風間さんというキャラも攻略対象ですね。

主人公は何も出来ないので、はっきり言って戦いの中では足手まといです。
それが嫌だと言う方も結構いらっしゃるようですが。
この時代女性は戦わないのが普通ですよね、確か。
護身術を身につけて居たとしても、一度も戦いの場に立った事のない、人を斬った事のない人が躊躇いもなく戦いに身を置いて戦う方が私は違和感があると思うので。
特殊能力があれば戦えるなんて、そんな甘い世界じゃないでしょう、戦乱の世は。
なので、私は気にならなかったですね。
むしろ、行き成り戦いの中に放り出されて戦える方が違和感あるので。

これは完全な主観ですが。
沖田さんの攻略は土方さんより先にした方がいいと思う。
土方さんは史実でも最後まで新撰組と付き合った人なので、ゲームでもその通りになってます。
どんどんと減っていく仲間を見ながら進む彼の心情が見れるルートなので、土方さんルートは。
それが凄く切ないんですよね。
近藤さんに対する思いも、新撰組に対する思いも、本当に切ない。
だから、土方さんにキツい沖田さんの言動が、土方さんルートの後だと結構キツイです。
なので、沖田さんルートを先にプレイすることがお勧めかな。

以下ネタばれありのため隠します。

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